カタンの開拓者たち(GP版)について [雑感]

日本語版カタンの開拓者たち(GP版)が発売された。
過去に日本語版は
トライソフト版
カプコン版
はなやま版
とあり、
今回のGP版になるわけだけれど、
本家ドイツ版カタンに一番近い質を持っていたのはやはりトライソフト版であろう。
ボックスの厚みこそ薄くなっていた(逆に日本の住宅事情を考えればこの方がいい)けれど、紙質、駒の出来、どれをとっても本家と違わぬ出来だった(おそらくドイツで生産されていたのだろう)。
カプコン版、はなやま版は、正直なところ、オリジナル色を出しすぎて撃沈したのではないかと思ってしまうほどコンポーネントが変更され、まるで別物。拡張性は全くといっていいほどなく、基本セットのみしか発売されなかった。
さて、そこで今回のGP版。
まず、いただけないのがボックス。ドイツボードゲームに慣れ親しんだ身としては横から開く箱にはがっかりした。バンダイのチケット・トゥ・ライドの時もそうだったけれど、何故に日本のメーカーはこうも横開きにしたいのか?。
次にガッカリしたのは紙質。タイルといいカードといい、材質が粗悪。
タイルなどは縁から傷んできそうな厚紙で、カードにいたってはペラペラ。手に持って扱うにはあまりにも軟い。
資源カードとイベントカードの見分けは付くようになった(キャリーケース版は全く同じ色合いで区別が付かない)が、お世辞にも繰り返し遊ぶには向いていない紙質だ。
駒は本家同様のプラスチック駒でこれについては遜色ないと思われるが、個人的にはこのプラスチック駒、村と都市の区別が付けにくい。旧版のような木製駒がよかったなぁ(本家でもプラスチックになってしまったので無理だろうけれど)。木製駒のカタンが欲しかったらメイフェア版(アメリカのメーカー)を買えってことですかねぇ。

と文句ばかり並べてみましたが、値段を考えればこのぐらいになってしまうのは致し方ないことなのかもしれません。なんせ、定価で買っても4000円以下で買えるなんて、ドイツゲームではそうはないですからね。初めてカタンに触れる人には過去の話しなど知らなくてもいいことだし。

これを機に、ボードゲームを手に取る人が増えればいいことだし、今後もGP社には頑張っていただきたいものです。ここに書いたのはあくまで意見として参考にしてもらえれば(まぁ、こんな場末の記事など見てないでしょうが)。

評価(5段階)
ボックス:☆☆
タイル材質:☆☆
カード材質:☆
駒:☆☆☆
ダイス材質:☆☆
プレイビリティー:☆☆☆☆

追記:ダイスが2セットあるのは何故だろう?このダイス1セット分のコストをカードに割り振ってくれれば・・・

目指すべき目標 [雑感]

ボードゲームを自分が遊ぶ際の自分の指針を羅列。

①ボードゲームを遊ぶ際は楽しむべし。
遊ぶからには楽しみたい、一緒に遊んだ人にも面白かったと思えるようにプレイしたい。
ゲームは趣味なのだから楽しんでナンボ。最後には笑って終わりたい。

②ボードゲームを遊ぶからには勝利を目指す。
上記と反することもあるけれど、勝ち負けが決まる以上、目指すはトップ。もちろんマルチプレイゲームで常勝できるほどの腕前があるわけでもないので、もちろん、あくまで目標(笑)。が、勝利が絶対ではない。あくまで①を満たしつつ(ムシが良すぎるのは承知の上)。

③負けが決まっている状況でも腐らない。
1つでも上を目指して、もしくは次回につなげるプレイを目指したい。まぁ、自分の状況を考えるに再戦できるかどうかはゲームの面白さにもよるんだろうけど(苦笑)。
よくいる、負けが決まった時点でプレイを放棄するような人にはなりたくない。同席している人に失礼だ。

④トップであれば2位(もしくは潜在的に自分を脅かしそうな人)を叩くべし、逆であればトップ(もしくは潜在的トップ)を叩くべし。
ゲームに勝つためといって弱きを叩くようなことはしたくない。まぁ、それで自分が損をすることもあるだろうけれど。②にも反するかもしれないけれど、そこまで非情にはなりたくない。正々堂々真っ向勝負(笑)。

⑤どんなゲームでも需要はあると信じて。
自分には合わないというゲームでも、面白いと感じる人はいる。面白くない、つまらないという発言はしないようにしたい(ついつい出てしまうことはあるかもだけど)。
自分はパーティーゲームに類するものはあまり好きではない。もちろん誘われて断るようなことはしないけれど、どうしても苦手意識が付きまとう。
この手のゲームも盛り上げられるような人間になれればいいんだが。

⑥ゲーム中は次の自分の手を考える。
手番が来るまで、考えても状況が変わりすぎることは多々あるけれど、常に次の手を考えることはゲームのテンポを早くする。また、自分の考慮時間を少なくする訓練にもなる。
ゲームが長引くのはこういった手番までにある程度、手を考えておかないことと、状況を常に把握しておかないからで、こういったことでかなり改善されるはず。自分がそれでも待たせる場合は一言宣言。

⑦口三味線は控える。
交渉ゲームでもない限り口三味線は控える。自分の考えた結果で勝利を捕まえたい。
口先で勝てても自分にとっては価値は低い。

とりあえずざっと並べてみた。まだあるかもだけど、それはまた。

届いた [雑感]

アメリカのショップ、カードハウスからFuruFuruさんと共同購入した、『アムステルダムの商人』のタイマーが今日届いた。
アメリカでの販売はリオグランデが行っていたのだけれど、既にカタログ落ちしていた商品なのをHPで知って、これは対応してもらえないかなぁ、とだめもとでメールし、音沙汰がなかったので、送ったメールが悪かったかなぁ、と諦めていたところでの郵送だったので、うれしさもひとしお。リオグランデさんありがとう。

こういった海外の通販には不良、欠品は自己対応になるので、今回の経験は少し自分に自信がもてました。

これから海外ショップを使った通販をしてみようと思っている人、恐れずやってみることをオススメします。
仮に不良、欠品があっても、きちんとメールすれば対応してもらえるはずです。翻訳も最近では無料で翻訳してくれるサイトもありますし。
何事も経験してみるのはいいことだと思いますよ。

和訳シール [雑感]

最近の仕事から帰ってからのプライベートタイムは、ボードゲームのカードへの和訳シール貼りが日課になっている。
というのも、この和訳シール、数年ほど前まではほとんど使わず、コピーをプレイヤー人数分取って配って遊んでいた。
で、色々なサイズのスリーブが手に入るようになってからは、コピーを取ったものを裁断して入れていたんだけれど、どうもすわりが悪い(まぁ当然ですね。一緒に入れてあるだけなんだから)。
最近のゲームでは、カードに情報がかなり詰め込まれているものが増え、どうしても、今までのようなやり方では遊びづらい、ということで、ここにいたり考え方を変えた。

ゲームは遊んでナンボ。遊びづらい状態ではテンポが悪い。場合によってはこういった遊びづらさが評価を下げることにもなりかねない。日本語版が出れば一番だけれど、買おうと思うゲームが全て日本語化されることは、まだあるまい。ならば、この和訳シール貼らずに済ますのはもったいない・・・。

で、この和訳シールだけれど、扱う店によっていろいろなタイプが。
ユーザーとして使いやすいのは、カットされておりはがしてすぐにカードに貼れる物。
これは、メビウスさんやバネストさんが扱うタイプ。
逆に、ノーカットシートで購入者がハサミなどを使って切って貼るタイプは、ホビージャパン、アークライトが扱っている。
それぞれ、一長一短があって、カットされているタイプははがして貼るだけなので手間が断然少ない。けれど欠点もあって、シールを貼る場所に困ることも(原文のサイズにあっていない)。
ノーカットの場合、正直非常に手間で、シールを切り出すのに時間がかかる。けれど、それを補って、テキストの大きさに合わせてシールを自由に設定できるので、きちんと作られた和訳シールだと見栄えがいい。

この辺費用対効果でどちらがいいかはユーザー、ショップで考え方が色々あるだろうけれど、僕個人としては、なるべく原文のサイズに合ったシールを使いたい、いうことで、ノーカットに少し軍配が上がる。もちろん、貼る場所に困らないようならカットされててもいいんだけどね。

和訳シールの作業をされている方、色々大変かとは思いますが、カードの美観を損ねないようなシール作りを今後もお願いします。

ルールミス [雑感]

恥ずかしい話しながら、ボードゲームを遊ぶ時、自分はかなりルールミスをする(インストするとき、聞くとき両方で(苦笑))。
特に長期にわたって間違えていたのが、プエルトリコの初期設定で、5人プレイ時においては、1番手トウモロコシ、2、3番手インディゴ、4、5番手トウモロコシなのだけれど、何故か1~3番手インディゴで1年以上遊んでいた。
最近では、ハーンにおいて2ポイントアクションを間違えてインストしてしまい、結果、途中で気づいたけれどそのままで通してもらったし、世界の七不思議でも隣から購入できる資材は産出するものならいくらでも買えると思っていた(いくらでも、というのには、隣のプレイヤーがその種類の資材カードを1枚でも建築していればいくつでも出る、と勘違いしていた)。
ゲームのルールはそうあることで機能するように考えられているので、このような間違った解釈では正しく遊んだとは言いがたい。こんな間違いは極力避けたいわけだけれど、人が書いたもの、人がインストし人がそれを理解して遊ぶ以上、どこかで間違ってしまうことはあるだろう、とも思う。

ゲームのルールのにいたっては、この意味を間違って解釈できないような書き方がされていれば一番いいと思うのだけれど、訳者1人では中々そうはいくまい。その役を他の人が読んでみて、間違った解釈が出来ないかどうか検討し、修正するのがいいかと思う。

インストするときなら、ただ読むだけでなく、実際に具体例を挙げながら、もしくは駒、カードなどを扱って見せるのがいいかと思う(よく例文が書かれていることがあるけど、あれも意味があってあるのだ)。

インストを受ける側なら、疑問に思ったことは適時質問するべきだろう(ただ、その時点で説明が無いだけの可能性もあるので、あまり話の先を折るのは如何なものか?とは思うけれど)。おぼろげながらにわかった状態では正しく遊べないし、プレイ中に判断に困ることにもなろう(もちろんその都度訊けばいいのだけれど)。

さて、ここまで書いたけれど、別段ゲームは正しいルールで絶対遊ばなければ価値はない、そんなことを言うつもりは毛頭無く。せっかく遊ぶんだから正しいルールで通して遊んで判断したいね。ということが書きたかっただけだったりする。
自分が先にも書いたように、ルールを頻繁に間違えるので、間違えたゲームは正しいルールで通して遊びたいなぁ、と思ったので。

そういえば [雑感]

記事が300件を超えた。
5月から始めたはずなので、9ヶ月ちょいで300件を超えた計算に。
基本毎日を目指して始めたわけだけれど、どうしても平日や週末の夜のゲーム会に行ったりすると更新できず、週末にまとめて更新したりしていたわけだけれど、今後も基本平均毎日1件を目標にガンバロウ。
履歴を見ても、65000件を超えたアクセスがあって、こんな辺鄙なところへご苦労さまです。そしてありがとう。
今後もぼちぼち更新していきます。
ボードゲームと映画と二足わらじで写真も載って無いテキストだけの更新ですが。

ボードゲーマーに100の質問 [雑感]

テーブルゲーム・イン・ザ・ワールドの記事から。
http://www.tgiw.info/2011/01/100_8.html
ボードゲーマーに100の質問、ということでちょっとやってみました。

Q1:ボードゲームにハマった(ボードゲーマーになった)のはいつごろですか?
ドイツゲームにはまったのはカタンを遊んでから。なので、かれこれ10年以上前。
ボードゲーム、という意味においては、根っからのゲーマーで、小学生の頃から。
人生ゲームに驚き、ポンジャン、オセロ、将棋、チェス、トランプに始まり、一大ブームになったポケットパンチやパーティジョイシリーズまでほぼ一通り遊んできました。

Q2:ハマるきっかけになったゲームは何ですか?
Q1の答えにもあるように、本格的にドイツゲームにハマったのはカタンの開拓者達。これに出会わなかったら今の自分はありません。

Q3:どのようなタイプのゲームが好きですか?
開拓系、陣取り系が好きです。

Q4:よくゲームをする場所はどこですか?
基本的には友人宅。もしくはゲーム会

Q5:どれくらいの頻度でゲームをしていますか?
週1~2日程度

Q6:現在よく遊んでいるゲーム仲間は何人くらいいますか?
最近はゲーム会にあちこち参加するようになったので、トータルすれば20人前後になるのでは?

Q7:ゲームはいくつくらい持ってますか?
100を越えた時点で数えることはやめました(苦笑)。年々増えていくゲームを見るのは、自分の歩いてきた道を見るようでうれしくもあり、金額を考えれば怖くもあり。

Q8:どれくらいのプレイ時間のゲームを好みますか?
60分前後のものが好きですが、基本雑食なので3時間クラスのゲームも大丈夫です。

Q9:オールタイム・マイベストゲームは何ですか?
やっぱり、カタンの開拓者達
過去を遡ってもこれほど遊んだゲームはありません。

Q10:これまで回数を一番多くプレイしたゲームは何ですか?
Q9と同じ回答になります。カタンの開拓者達

Q11:好きなゲームデザイナーは誰ですか?
ドイツゲームを始めたきっかけはカタンですが、好きなデザイナーということになると、ライナー・クニツィア氏になります。無冠の帝王(当時)というところも惹かれましたが、2択3択のジレンマと基本的に人の思考のあやを一番感じるからだと思います。

Q12:嫌いな(自分に合わないと思う)ゲームデザイナーはいますか?
特にはありません

Q13:好きなゲームメーカー・ブランドはありますか?
なんといっても、ハンス・イム・グリュック。値段的にもゲームの質的にも一番コストパフォーマンスが高いメーカーだと思います。

Q14:異性とボードゲームをすることはありますか?
回数は少ないですがないことはないです、が、やはり圧倒的に男社会ですよね。

Q15:子供とボードゲームをすることはありますか?
これまた回数は少ないですがごくたまにはあります。

Q16:お年寄りとボードゲームをすることはありますか?
こちらはないですね。

Q17:子供の頃、どんなゲームを遊んでいましたか?
ポンジャン、人生ゲーム、オセロ、将棋、パーティジョイシリーズ、ポケットパンチなど

Q18:麻雀は遊びますか?
もっぱらコンピュータが相手です。
点数計算、役をよく理解していないので(苦笑)。

Q19:『モノポリー』は好きですか?
あまり好きではないです。負け抜けゲームはどうも。

Q20:『カタンの開拓者』は好きですか?
好きです。はまった元ですから。

Q21:『カルカソンヌ』は好きですか?
好きです。ドイツゲームにはまった初期の名作です。

Q22:『ドミニオン』は好きですか?
どちらかというと好き。が、最近は少し食傷気味です。

Q23:拡張セットを加えて遊ぶのは好きですか?
ゲームにもよりますが、買っても単体ゲームの新作を遊ぶことに注力してしまい手が付きません。

Q24:伝統ゲームやアブストラクトゲームは好きですか?
誘われれば遊びますが、好きというほどではないです。

Q25:BSWやiPhone/iPadアプリでボードゲームを遊びますか?
遊びません。ボードゲームは実際に顔を付き合わせてこそだと思います。

Q26:テレビゲーム機や携帯ゲーム機でボードゲーム以外のゲームを遊びますか?
遊びます。が、最近はめっきり遊ぶ時間が少なくなりました。

Q27:ウォーゲームは遊びますか?
ここ10年ほどはウォーゲームといっていいほどのものは遊んでいませんが、雑誌はチェックしています。

Q28:TRPGは遊びますか?
興味はありましたが遊んだことはほとんどないです。

Q29:トレーディングカードゲームは遊びますか?
MTG(マジック・ザ・ギャザリング)プレイヤーでしたので(笑)。

Q30:デッキ構築ゲーム(ドミニオンクローン)は遊びますか?
遊びます。

Q31:得意なゲームはありますか?
得意、というわけではないですが、ユニオンパシフィックは一日で3連勝したことがあります(笑)。

Q32:「このゲームは合わない」と思ったゲームはありましたか?
コミュニケーションゲーム全般は苦手です。特に何かを表現するタイプ。バルバロッサ、ピクショナリーなど。

Q33:食わず嫌いだったけど、遊んでみたら意外とイケたというゲームはありますか?
う~ん、あまり記憶にありません。

Q34:忘れられないコンポーネントのゲームはありますか?
カラバンテ・・・物理的に、重量的に、サイズ的に(笑)。

Q35:今入手しづらいゲームで欲しいものはありますか?
古代ローマの・・・。クニツィア氏のゲームアンソロジーですね

Q36:所有ゲームの中でもっとも笑いの取れる一品は何ですか?
特になし

Q37:自分が死んだとき、お棺に入れてほしいゲームは何ですか?
選べません。棺に入れたら燃えてしまうので、それなら末永く遊びついで欲しいです。

Q38:国産でオススメのゲームは何ですか?
ワードバスケットですかね。

Q39:「これこそ日本語版を出してほしい!」というゲームはありますか?
丘の上の裏切り者の館

Q40:「これこそ再版してほしい!」という同人ゲームはありますか?
同人ゲームは詳しくないのでわかりません。

Q41:よく見ているボードゲーム関連サイトはどこですか?(いくつでも)
テーブルゲーム・イン・ザ・ワールド

Q42:購入の参考にしているゲーム紹介サイトはどこですか?(いくつでも)
紹介サイトは見るだけで参考にはしません。自分の感覚とショップの写真、紹介文を見て決めます。

Q43:書籍・雑誌で「これは役に立った」というものはありますか?
ボードゲーム天国、ボードゲーム王国

Q44:月平均するといくらくらいゲームを買っていますか?
計算するとえらいことになるのでしてないですが、数万円になっていることは確かなようです(苦笑)。

Q45:主にどこでゲームを買っていますか?
はまった当初は、メビウスとバネスト。
最近はホビージャパン系、アークライト系が増えたので、アークライト、といず広場やテンデイズ、プレイスペース広島が加わりました。

Q46:ゲームを買うときに決め手となるものは何ですか?
テーマと直感(苦笑)。メーカーとデザイナー。

Q47:新作と聞くと思わず手が出そうになるほうですか?
出ちゃいますね。買わずに後悔するなら買って後悔するほうです(苦笑)。

Q48:購入の時、ゲーム賞の受賞歴を重視しますか?
後追いしていた頃は重視していましたが、最近ではその辺はかなり買いつくしてきたので、最近においては重視しません。

Q49:国内で好きなボードゲームショップはどこですか?
なにはともあれ、地元愛知のバネスト(笑)。
僕のゲームの大半はこことメビウス便から手に入れたと言っても過言ではないです。

Q50:ショップを選ぶときに決め手となるものは何ですか?
歴史とゲームに関する知識、経験

Q51:メビウス頒布会に入っていますか?
入っています。今年で11年目に突入しました。

Q52:海外から個人輸入したことがありますか?
ないです。僕の過去の欠品率からはとてもじゃないですが海外のショップと欠品対応する自信がありません(苦笑)。

Q53:「これがゲームになったら絶対買うのに」というものはありますか?(実際のできごと、小説、漫画、アニメなど)
そういったものがすぐ浮かぶようなら自分でゲームを自作していると思います。

Q54:買ったけど未プレイのゲームはどれくらいありますか?
これまた数えるのが怖くてわかりません。
他の方のサイトを見るとよくそれだけ遊んでいるなぁ、という方が何人かみえますが、尊敬します。

Q55:ネットオークションの取引で困ったことはありますか?
ネットオークションは使ったことがないのでわかりませんし、今後も使うことはないかと思います。

Q56:プレイしたゲームの記録はどうしていますか?
現在はBlogに記録していますが勝敗についてはほとんどつけていません。
それ以前は脳内記憶(笑)。

Q57:否定的な感想を言ったり書いたりするほうですか?
基本的には否定的な感想は言ったり書かないようにしています。
感じ方は人それぞれなので、自分では?、と思うようなゲームでも自分の心にとどめます。

Q58:ゲーム中によく心がけていることや信条はありますか?
自分の思考は手短に、相手の思考は妨げない。

Q59:ボードゲームにおけるジンクスはありますか?(『マニラ』で船長をやると贔屓した船が到着しないなど)
特にはないですね。

Q60:あなたは勝敗にどれくらいこだわりますか?
プレイ中は常に勝利を目指します。が最終的には楽しめれば勝ちだと考えます。

Q61:ゲーム中にはどんな会話をしますか?
あまり記憶にないですね~。大体ゲームの感想、思ったことでしょうか?

Q62:ゲーム中につい言ってしまう口ぐせはありますか?
自分ではわかりません。

Q63:同じゲームを繰り返しプレイするほうですか?
どちらかといえば新しい物好き。買う量と遊ぶ量のバランスが取れていないのですよ。

Q64:ほかのプレイヤーに「これはやめてほしい」と思うことはありますか?
自分の手番になってから手を考えること

Q65:長考はどれくらい許されると思いますか?
他人の手番でも考えての上なら、5分位は仕方がないことかと思います(特に勝敗の分かれ目になりそうな時は)。

Q66:ゲームが終わる前にもうトップを取れないことが確定したらどうしますか?
少しでも上位を目指します。

Q67:遊ぶゲームはどうやって選んでいますか?
テーマ、プレイヤー人数、遊ぶメンバーの好み、自分の好み

Q68:インストで定石を教えることやゲーム中に助言をすることについてどう思いますか?
何度も遊んでいるゲームならこうするといいよ、的なことを教えることもありますが、遊ぶ人の考え方もあるのであまり口出しはしないです。訊かれて答える位がベストだと思います。

Q69:インストで工夫していることはありますか?
インストは下手です。基本的にルールブックは事前に読みませんし(苦笑)。

Q70:ゲーム中の飲食はどこまでOKだと思いますか?
飲み物なら結露などで手が濡れた状態にならなければ、食べ物は油などでカードなどが痛まなければ。

Q71:ゲーム終了後の感想戦をどれくらいしますか?
気に入ったゲームならもういくらでも。

Q72:既存のゲームのルールを改良してみようと思うことがありますか?
思わずして間違って遊んだルールがスタンダードになったことならあります。

Q73:自分でゲームデザインをしたことはありますか?
してみたいとは思いますが、アイデアどまりで日を見たことはないですね。

Q74:攻略法をいろいろ考えたくなるほうですか?
なります。
初回は基本、オーソドックス(だと思っている)な遊び方をすることが多いので、2回目以降は偏った遊び方をしてみる方法を良く考えます。

Q75:ゲーム会終了後にはどんな話をしますか?
ゲームの感想を話し合うことが多いですね。

Q76:長時間ゲームといえば何時間以上だと思いますか?
2時間以上、かな。

Q77:便利だと思う小道具はありますか?
チャックつきビニール袋

Q78:ゲームの収納に困ったとき、何か対策をしていますか?
特にしていないのでえらいことに・・・(苦笑)

Q79:オープンのゲームサークルには参加しますか?
します。しないとゲームを消化しきれない(笑)。

Q80:ゲームサークルのメリットは何だと思いますか?
新しい人脈が出来ること、新しい思考を見ることが出来ること

Q81:ゲームサークルの問題点は何だと思いますか?
どうしても初回は簡単なものから、という段階を踏んだゲーム選びになること、世間から隔絶されて見えること。

Q82:ゲームサークルで気を付けていることはありますか?
独りよがりな、自分本位な言動をしないこと。

Q83:ゲームサークルで嫌な思いをしたことはありますか?
特にはないです。

Q84:自らゲームサークルを立てようと思ったことはありますか?
実際に立てています。

Q85:「すごいなあ」「えらいなあ」と思えるプレイヤーや関係者はいますか?
ボードゲームショップを運営している方全て。
他のゲームサークルの主宰の方々全て。
ボードゲーム関係のサイト運営者の方全て。
自分と遊んでくれるプレイヤーの方全員。

Q86:ボードゲーマーには変な人が多いと思いますか?
自分の目ではそれほど変な人はいないと思います。
が、世間一般からすると得体の知れない趣味にいい大人が夢中になって、という目で見られているのかな?、というのはあります。

Q87:エッセン国際ゲーム祭など海外のボードゲームイベントに行きたいと思いますか?
ぜひ行ってみたいですが、何時になることやら。

Q88:浅草のゲームマーケットに行ったことはありますか?
こちらも参加してみたいのですが、自分の主宰のゲーム会に重なることが多いのです(無念)。

Q89:ボードゲームが好きだということを進んで(ふだんゲームをしない)人に言うほうですか?
言えます。

Q90:あなたの家族は、あなたがボードゲームをすることをどう思われていますか?
現在は何も言いません。

Q91:ふだんゲームをしない人にゲームを勧めることがありますか?
素養を感じなければ勧めません。

Q92:ゲームをあまりやってない人に対してどんなゲームを出しますか?
やっぱりベーシックなもの、カルカソンヌあたりからでしょうか?

Q93:ボードゲームをプレゼントで贈ったことがありますか。
ないですね。

Q94:ボードゲーム以外の趣味は何ですか?
映画鑑賞(平均週1本くらいで映画館に行きます)、読書

Q95:ボードゲームという趣味をやってきて嬉しかったことは何ですか?
遊ばなかったら築けなかった人とのつながり。

Q96:ボードゲームという趣味を続けていく上で苦労する点はありますか?
箱の大きさから来る収納問題

Q97:ボードゲームという趣味の欠点は何だと思いますか?
上の答えと遊ぶ時間、場所、メンバー集め

Q98:日本におけるボードゲームの現状をどう思いますか?
10年前に比べればずいぶん改善されていると感じます。プレイヤー人口、発信情報量、ショップ、サークル、どれをとっても増えたのではないでしょうか?今後もどんどん広まっていってくれたらいいなぁ、と思います。

Q99:もしボードゲームの発展を阻害しているものがあるとすれば、それは何だと思いますか?
ゲームは子供が遊ぶもの、という偏見

Q100:最後に。あなたにとってボードゲームとは何ですか?
生涯におけるかけがえのない趣味。

う~ん、さすがにキーボード打ちつかれたよ(笑)。

考えること、勝利を目指すこと [雑感]

スポーツでもゲームでも、プレイするからには”出来ることなら”勝利を、と願うのは普通の考えだと思う。
誰だって負けるより勝つほうがいいのは当然だ。

さて、ここで一つ問題がある。
勝つことが出来るのはスポーツなら片方のチーム、もしくは個人。ゲームなら(普通のマルチプレイゲームなら)1人ということ。ボードゲームのような多人数ゲームにおいて勝利を掴めるのは1人なんである。その他大勢は敗者になってしまうんである。
これは勝負の世界だから致し方ないことではあるのだけれど、必ず付いて廻るもの。この勝利の美酒を味わうがため、最善手を思考、選択するべく努力をするわけだけれど、これまた一つ問題が。・・・そう、長考問題。

世間では長考反対と謳っているサイトも多い。確かに、無駄に長い長考はゲーム展開が遅くなるし、ゲームがだれがちになってつまらなくなることも多い。
が、全部が全部反対のレッテルを貼るには抵抗を感じる。

思考時間が一概に勝利に結びつくかといえば、そうとは言い切れないが、急かされて打った一手でゲームを落としたら、それはとても悔やまれることだと思うのだ。
だからといって全てを容認するつもりはない。要はケースバイケース。

待ち時間は自分の番の時のための思考時間だと思えば、待ち時間も悪くはない。ゲームの流れは刻々と変化するから自分の番まで考えても無駄、と、よく言う人がいるけれど、いろんな状況を想定して考えておくことは自分の思考訓練にもなるし手番の短縮にも繋がる。結局それが全体に広がれば思考時間の短縮にもつながるはずだ。

確かに、堂々巡りしてしまうこともある。そういったときには思い切りも必要だが、長考してしまう人だって、わざとそうする人はいないはず。最善手を追い求めるがゆえにそうなってしまっているだけ。

長考反対?、少し位いいじゃない。その分自分の手番の手を考える時間が出来たと思えば。遊ぶからにはいいゲームにしたい、その気持ちがあるのなら、共有した時間は良い時間になるはずだ。

追記:ただし、手番まで何も考えずにいて、手番になってから考える人・・・そんな人とは楽しく遊べないなぁ。
あくまで考えうることは待ち時間に考えておきたいもの。無駄に待たせるのはやっぱりご法度だよね。

ボードゲームを遊ぼう(2) [雑感]

ボードゲームを遊ぶには1人では無理(一部ソロプレイできるものもあるが)。
友達も興味を持ってくれない。
さて、どうするか?

自分の行動半径にゲームショップがあるなら、そこに出かけてみるのは一つの方法になろう。
なんといっても、ゲームを扱っている店だ。しかもお客さんも同好者に間違いない。
お店によってはフリープレイテーブルもあるかもしれないし、サークル情報、コンベンション情報の告知が張られているかもしれない。上手くいけば、お客さんとの交流から新しい人脈が広がるかもしれない。

僕のアナログゲーム元体験は幼少時代に遡るが、再び芽吹いたのはマジック・ザ・ギャザリングをはじめてからだ。それからおもちゃ屋に通うようになって、対戦相手を通じて今の人脈がある。

日本国内において、現在トレーディングカードゲームの洗礼を受けていないゲーマーはほとんどいまい。
マジックでなくても、遊戯王なり、デュエルマスター、ガンダムウォー、ポケモンカードゲームなど様々なTCGが生まれてきては遊ばれている現在において潜在的なアナログゲーマーはたくさんいるはずだ。

初めの一歩は踏み出しにくいかもしれない。けれど、踏み出した先に新しい出会いがあるなら試すだけの価値はある。ドミニオンを代表するデッキ構築系のゲームがたくさん発売されている今なら、敷居は思ったより低いものになっているはずだ。

ボードゲームを遊ぼう(1) [雑感]

ボードゲームは面白い。

コンピューターゲームと違って、相手をするのは人。人格を持った一個人。
ルーチンワークのコンピュータとは違い、参加者一人一人がその時々において思考の上、感情にまかせて、その場の雰囲気、遊んでいる時間、その日の体調、様々な要因が混ざり合った中での1手を打ってくる。

ボードゲームの面白さに、各プレイヤーの、その時々の状態からの1手の応酬が含まれている。
最善の1手、悪手、妙手、起死回生の1手、プレイヤーは勝利を目指す訳だけれど、
ゲームを遊ばないことには、この面白さは体感できない。

ボードゲームを遊ぶには、一緒に遊んでくれるメンバーを集めないことには始まらない。
この点は1人でも遊べるコンピューターゲームには勝てないものだけれど(もちろんいくつかのボードゲームにはソリティアルールが含まれていることもあるけれど基本は多人数で遊ぶものである)。

メンバーを集めるのに一番手軽なのは友達であろう。
一緒に遊んでいることの多い友達であれば、ボードゲームを誘うには誘いやすいであろう。
そういった趣味を持っていることを知っている友達ならなお良い。

初めて遊ぶ友達には若干敷居は高いかもしれないが、難度の低目のもの、コミュニケーションもの、ゲーム大賞受賞作など、安定したものからなら踏み入れやすいかもしれない。

ボードゲームは1人では遊べない。が、一緒に遊べる仲間がいるなら、それは幸せなことだと思う。

・・・続く