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ゆらゆら海賊船 [ボードゲーム(や行)]

大掛かりなギミックが楽しい。シーソーを複数重ねたような感じ?。
ボックスにセッティングすると、全高60cm程の海と海賊船のジオラマが。
ゲーム進行は単純。
ラウンド毎に手札(1~10)のカードの中から1枚選んで伏せて出し、全員が一斉に公開。数字の大きなプレイヤーが船長となり、自分の貨物を出した数字に対応する船の部分に載せる。
以下同様に次に数字の大きなプレイヤーが貨物を載せていき、10ラウンド終了時に一番貨物が少ない人が勝利する。
面白いのは通常のこういったバランスゲームであると、手番中に落下させてしまった貨物は失点か手元にきて再度載せる、というものだが、本作では、落下したものを、床に落ちるまでにキャッチできれば、それらは除外できるというルールが付いている点。これにより、落下させてしまっても救出出来れば失点にはならないので、かなりアグレッシブに積むことも出来る(笑)。
手番に無茶な載せ方をして自滅することも多々あるが、うまく載せきった時のしてやったり感は格別だ。

評価(5段階):☆☆☆☆
これはまさにギミックとアイデアの勝利。
これだけのコンポーネントを日本で作ったら、さぞ高いものになっただろう。
子供でも大人でも(逆に大人だからこそ)むきになれる楽しさがある。

ユグドラシル [ボードゲーム(や行)]

『ユグドラシル』
作者:Cedric Lefebvre&Fabrice Rabellino
メーカー:Z-MAN
プレイ人数:1~6人
プレイ時間:90分
キーワード:ボード、カード、袋、チット、北欧神話、協力

北欧神話が舞台の協力ゲーム。
ロキやヘル、フェンリルといった敵を退けることができるか?
ゲームは各プレイヤーに分身となるキャラクターシートが配られる。
キャラクターには特殊能力があり、同じアクションが出来たり、1回多くアクションできたり、攻撃力が+1されていたりとさまざま。互いが協力しなければ撃退は難しい。

ゲームは手番制。
①手番がきたら、敵カードを1枚めくり処理をする。まず描かれている敵が一歩前進する。その後特殊能力の処理。
②その後、手番プレイヤーは3つのアクションができる。同じアクションは基本不可。
A:武器を手に入れる・・・各敵に対応する6種の武器には3つのレベルがあり、下のレベルから取っていき、上位の武器に手番ごとにレベルを上げることが出来る。
B:ヴァイキングチットを手に入れるヴァルキリーを1マス移動させその島でバイキングを集める。袋からチットを引くので外れることもアリ。ヴァイキングは敵と戦う時にダイス目に修正する。
C:エルフの助力を得る・・・エルフチットを手に入れる。これは後から出せるダイス修正チット。
D:巨人と戦う:巨人と戦い恩恵を得る・・・巨人は場に出てくるとプレイヤー側の邪魔となる。代わりに倒し、4枚同系統を倒すと恩恵が受けられる。
E:ヴァイキングの魂を島に戻す・・・引かれて減っている島にヴァイキングチットを補充できる。
F:炎の魔人チットを減らす・・・島の袋に入っているハズレチットを除去(これも運)
G:長老のレベルを上げる・・・長老の恩恵レベルを1つ上げる。
H:他のプレイヤーとチット類を好感する(あげるだけでも可)。
I:敵と戦う・・・勝てば敵を一歩後退させることが出来る。

こうして、敵カードの山札が尽きて守りきれればプレイヤー側の勝利、敵が規定数侵入してしまえばプレイヤー側の敗北。

評価(5段階):☆☆☆
初プレイ時、山札半分ほどで敵の侵入を受け敗北。あまりに厳しい難易度に戦慄(まぁ、難度の上がるマックス6人プレイではあったけど)。そして、このゲーム、さらに難度を上げられる仕様つき。果たして攻略できるのか?


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