ベイマックス [映画]

両親のいない兄弟、ヒロとタダシ。おばさんに育てられつつも、ロボット分野で意外なところで共通点。
とある出会いがきっかけで起こる悲劇と葛藤。
が、残されたヒロは、タダシの残したベイマックスと仲間とともに真相解明へ乗り出す。

ロボットものというと、日本ではとかく攻撃的なイメージがあるけれど、本作のロボットベイマックスのなんと愛らしいことか。また、口調のやさしさに癒される。メカメカしくなく、かといって人間的でもなく、絶妙の口調。
近い将来、こんなロボットが誕生したら、人々の心は癒されるだろうか。

インターステラー [映画]

地球環境が悪化し、食糧生産が落ちていた世界。
最後の手段として新天地を探すプロジェクトが発足した。
そのパイロットに選らばれた主人公は最愛の家族を置いて宇宙への旅に出る。

それがまさかの展開を呼ぶ旅になろうとは知らずに。

娘の本棚、人の思い、それぞれが入り乱れて、一つ一つ明らかになっていく衝撃の事実。
時間を超えた父娘のきずなが熱い。

3時間弱の圧倒的映像が押し寄せる意欲作。

フューリー [映画]

ブラッド・ピット主演戦争映画。
第二次世界戦争終結まじかのドイツでの1日を描く。
新人を配属されたドンことブラッド・ピッド率いる戦車隊は再出撃する。火力で押される連合軍だが数ではまさる。が、敵地ドイツでは子供たちまで駆り出されて抗戦される。1台、また1台と数を減らし、藪を抜けたその先には重戦車ティーガーが。シャーマンの装甲をいともたやすく打ちぬくティーガーの主砲。対するシャーマンは3台。1台、また1台とティーガーの主砲の餌食になる中、ドンのシャーマンは奇跡の背面周りこみに成功しついにはティーガーを撃破する。
目的地付近に到着するも、地雷にキャタピラをやられるなか、敵大群が押し寄せる。策をめぐらし、奇襲に成功するも、仲間は一人、また一人と亡くなり・・・。

戦争は悲惨だ。人の尊厳は失われ、ただやるかやられるかの日々。心はすさみ、正常な精神ではいられない。新人も例外なく、引き金をためらうははじめのうち。徐々に自信を守るためか雄たけびをあげながら引き金を引くのだ。
最後に脱出口から抜けやり過ごすさなか、敵に見つかるも見逃してもらった時、この新人は何を思ったのか・・・。

イントゥザストーム [映画]

巨大竜巻からの避難。

一家の行動と、生死を分ける行動の履歴。

現実にあんな竜巻は日本では発生しにくいんだろうけれど、もし発生したらと思うと生きた心地はしないだろうなぁ。

登場人物たちの決死の救出劇とチームアーク、犠牲的精神のたまもの。

家や木、車そういったありとあらゆるものを食らい尽くす竜巻の映像は、CGだと思ってみても迫真のリアル。

トライセンデンス [映画]

人間の頭脳をデータ化、コンピューターに転送したらどうなるのか?
そもそも成立するのか?、成立するとしたらそれはどんなものになってしまうのか?
広大なネット空間を増殖し圧倒的なまでの処理スピードで世界を変革する存在になった主人公。
その作り上げる世界はユートピアか、それともデストピアか?
データ化しつつ得られた永遠の生。それは果たして周囲に幸せを運ぶのだろうか?

300 帝国の進撃 [映画]

300の続編。というか、物語としては並行した感じとなる。
ペルシアの進撃に対し、ギリシア周辺地域はいかに戦ったか?

はじめは個別に戦っていた諸国は最後には力を合わせ団結する。
横暴には徹底抗戦を。
スパルタの魂は死なず。

監督は変われど映像美は少しもそがれることはなく、さらに力強さを増す。

ノア [映画]

箱舟の物語。
いかにして啓示を受け箱舟を建造したのか?
ラッセル・クロウ演じるノアのストイックなまでの神への献身。

人は滅びるべきか?最後に問われる重大事。
最後の結末は未来への希望であると思いたい。

キカイダーREBOOT [映画]

石森特撮ヒーロー数あれど、左右非対称という外観をもった珍しいキャラ。最近仮面ライダー鎧武にカメオ出演を果たし、今回はその本編。
アンドロイド技術が現在どこまで進んでいるかはともかく、うまく現代にアレンジをされており好感が持てた。この元ネタが今から40年以上前にあったと思うと、石森章太郎のすごさを感じる。
劇中のアクション、敵役のハカイダーともども、かっこいいなぁ。

相棒3 [映画]

相棒シリーズも早劇場版3作目。
今回の舞台は太平洋側の孤島。私有地での事件から、日本を揺るがす事件へと。
国を思う、自身を守るためには、人はどこまでしてよいのか?

キリストまでは言わないが、右の頬を差し出したら左まで・・・、国を守る場合あは?
核の抑止力はどこまで有用か?
人類には過ぎた武器と思うのは僕だけではあるまい。
本作はそんなところを訴えかける。

前作までの流れから見るとずいぶん舞台はシンプルに、小規模に。が、扱う題材は大きなものに。
現代に生きる政治家にはぜひ見て考えてほしい一本。

アメージングスパイダーマン2 [映画]

アメージングとついてからも早2作目。
広告を見る限り3大敵キャラといいつつも実質2人だった~。
中川コロナで見ることができたため、当然のごとく4DX版で。
今回、ワイヤーアクションっぽい演出が多いため、上下動と風の演出が多く持ち入られ、映像とのマッチに面白さ倍増。
ストーリー的にはエ~ッっていうところだけれど、これは自作への布陣か?これで次がなかったら寂しいぞ?っと。
派手なアクションと衝撃の結末。アメコミヒーローの神髄か?