ザ・ボス [ボードゲーム(さ行)]

『ザ・ボス』
作者:A.Ollier
メーカー:ブラックロックエディション
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45分
キーワード:ギャング、お金、カード、銃、牢屋、病院、伏せられた情報

アメリカを舞台にギャングの金銭抗争を描いたゲーム。

コンポーネントはコンパクトで中身もそんなにぎっしりではないけれど、ガチなゲームが堪能できる。

プレイ人数に応じた都市カードが公開されている。都市カードは色別になっており、背側も同じ色になっており、他人からは何処の都市カードを誰が持っているのか丸わかりの状態。
さらに、都市カードの構成は公開で、どんなカードが含まれているのかわかるようになっている。

さて、お金を集めるのが目的ながら、そのお金を集めるにはどうするのか?

ゲームはラウンド制。最短3ラウンド、最長5ラウンドで決着が付く。
まず準備。都市カードを小さい数字順にプレイ人数に合わせ左から順に配置。1と2の都市カードの間にはシカゴを置く(以後シカゴはラウンドが進むごとに1枚分づつ右に移動する)。

スタートプレイヤーを決めたらゲーム開始。
手番に出来ることは、
①構成員を都市カードの上に置く(自由選択)
都市カードに置く時は最低でも正規構成員を1個以上(条件有:先に他のプレイヤーが置いている都市に置く場合は必ずより多く置く)置く。
なお、各プレイヤーには準構成員が3人分あるが、準構成員だけでは配置できず、かつ、使ったラウンドの決算が終わったら捨て駒になる。
②カードプレイ(強制)
カードを1枚プレイする。プレイしたカードは対応する都市の下側に表向きで。
こうすることで、その都市のこのラウンドの報酬が徐々に明らかになっていくのだ。
ただし、①で構成員を置いてしまった都市のカードはプレイできない。

こうして手札と駒を配置していき、全員の手札が残り2枚になったら警察カードの山から1枚めくる。
(同じ色のバッジカード(金:2、銀:2、金銀:1)が3枚公開されたら、そのラウンドでゲーム終了。)

さらに全員の手札が1枚になったら、そのラウンドの最後の手番は残りの構成員(正、準含む)の残りの数の多い人からプレイ。

こうして全ての手札が公開されたら、報酬(+制裁)を得る。
都市カードに1番構成委員を置いているプレイヤーは上記を得る。
内容は、
お金:0~4があり、純粋に得点。得点ボードのマーカーを進める。
牢屋:正規構成員1つを牢屋に。次のラウンドの2ターン使えない。
ケガ:正規構成員を1つ病院に。次のラウンドの1ターン使えない。
銃:正規構成員が1つ死亡(次のラウンド以降使えなくなる)。
×:その都市に出入り禁止マーカーを置き、以後のラウンドその都市に構成員を置けなくなる。
シカゴ:シカゴでのトップはシカゴより左側にある都市カードの最後にプレイされたカードの合計金を得る(牢屋、ケガ、銃、×は無視)。

終了トリガーが引かれたラウンドでゲーム終了。
一番お金を得た人が勝利。

評価(5段階):☆☆☆☆
徐々にわかってくる伏せられた報酬カードの中身、都市カードを巡る報酬の奪い合いは白熱必死。
情報をうまく使い、他のプレイヤーを欺き、誘導して勝利を得よう。コンポーネントは少ないけれど、良作。
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