アーサー王 [ボードゲーム(あ行)]

『アーサー王』
作者:ミハエル・キースリング、ヴォルフガング・クラマー
メーカー:alea
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45分
キーワード:ボード、カード、駒、王冠、円卓、条件

アーサー王と円卓の騎士がモチーフ。
いかに王の右側の席に着くかがカギ。上級ルールになるとそうも言ってられないけど。

各プレイヤーには同じ内容のカードセットと駒が配られる。
王と王子駒を対角に4等分する位置に配置し、ターンボードの王冠の位置を王の向かいにセット。
各プレイヤーはカードセットを王、騎士、大得点(上級でのみ使用)に分け、初級ルールなら王、騎士各2枚、上級なら王、騎士各3枚づつ引く。
この後、各プレイヤーは順に自分の騎士駒を席に着かせる。
全部配置したらゲームスタート。

ゲームは各プレイヤーが順に手札を使い(初級は1枚、上級は2枚)、手札を補充していく。
出来るアクションは
①:自分の騎士を移動させ元いた場所の数字分の得点を得る。
②-A:王、もしくは王子を移動させ、元いた場所の数字分の得点を得る。
②-B:王子に王冠をかぶせる。これにより王冠が3つになれば王子が王になり、王は王子になる。なお王子に王冠をかぶせたら、その王子のいる席の得点を得る。
③(上級のみ):大得点を得る。条件があるので満たしていればその得点を、満たしていなければ固定点(マイナス得点)を得る。

なお、駒の移動アクションをさせたとき、移動先に駒があればそれをどかし、どかした駒は反時計回りに一番近い空きマスに着く。これにより思わぬ事態になることも多し。
これを繰り返し、全員が全てカードを使ったらゲーム終了。得点が一番多い人が勝利。

評価(5段階):☆☆☆☆
さすがの熟練コンビの作品で、確かに手番が来るまでに状況が激変していて考えても考えたようにはいかないことが多いけれど、そのままならなさが面白い。4人までのゲームなので、ダウンタイムもシステムから考えればそう長くは無い。どちらにせよ手札を使わなければならないので基本は4択、6択でしかないのだ。
ゲーム慣れした人同士なら上級ルールから入ってもいいと思う。確かに大得点カードは言語依存があるが、枚数は多くなく、イラストでほとんど判別できる。必要であればサマリーを作るなりすればいいだろう。
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