LCG [雑感]

アメリカのファンタジーフライト社にはトレーディングカードゲームに似たシステムを持つLCGというラインナップがある。
トレーディングカードゲームはTCGとなるのでLとTが違うわけだけれど、マジック・ザ・ギャザリングを代表とするTCGでは、ブースターというパックを買うことで、プレイヤーは自分のデッキを強化していくわけだけれど、LCGはちょっと違う。基本的にコアセットと呼ばれるものを買えば、カードを追加しなくてもそこそこ遊べるのだ。

今日、自分の主宰のゲーム会で、このLCG(今回はウォーハンマーLCG)を遊ぶ機会に恵まれた。
ウォーハンマーLCGはタイトル通り、ファンタジーミニチュアウォーゲームのウォーハンマーが元で、各プレイヤーが選んだ部族のデッキを使い相手の軍勢を倒すのが目的。
カードにはユニットやサポートカード、タクティクスカード、クエストカードなどがあり、各部族の特性を能力で上手に再現している。システム的にも、マジックほどの繊細さはないけれど、リソースを管理し、コストを払い、いかに相手を自分の土俵に乗せて倒すかに焦点をあてている。

今回、僕はドワーフ軍を扱ったけれど、さすがドワーフ持久戦に持ち込めば相手のデッキ切れを誘う戦法(カードが引けなくなったら負け)とかもとれ、面白い。

自分の国力を上げれば使えるカードが増え、クエストにまわせばドローできる枚数が増える。戦場に送り込めば相手軍に攻撃でき、1枚のカードに色々な使い方を提示しておりよく考えられている。

デッキを強化したければ、部族ごとに拡張パックがあるので、無駄に投資しなくてもよく(TCGの場合ランダムなブースターパックを買うか、シングルカードで買う(それなりに高くなる)しかない)、非常に買い手側に優しいシステムだ。

日本ではクトゥルフ物が第1弾で日本語版がお目見えしたけれど、題材が悪かったのか不調に終わったらしく、その後が続いていない。ファンタジー系の、このウォーハンマーや、七王国の玉座あたりだったら、この流れは変わっていたかもしれないと思うと、ちょっともったいなかったような。

なんにしろこのLCGシリーズ。遊んでみた感じ面白かったので、またどこかでローカライズしてくれないかな?
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