コンスタンチノポリス [ボードゲーム(か行)]

『コンスタンチノポリス』
作者:J.C.Fioretti
メーカー:ファンタジーフライト
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30分×プレイ人数
キーワード:出航、契約書、建築、産物、城壁、お金、得点

プエルトリコ的な拡大再生産ゲーム。生産施設、売却施設、特殊建物等を建てていき、契約書の産物、人を目的地に出航する。
最終的に一番名声点を獲得した人が勝利。

ゲームの進行は、
1)手番順(アクション)決定
手番順とアクションは密接に絡んでおり、手番は早い方が何かと有利なことが多い
手番順と絡んだアクションにはお金がもらえたり、契約書を引くときに余分に引けたり、生産物が1個余分に出たりさまざま。が、手番はビット制で押し出されるかもしれないので手持ちのお金には要注意。
2)船が移動
出航した船が移動する
短距離なら1手番で、遠距離なら2手番で目的地に到着するが遠距離の場合船のサイズによってはボーナスの名声点が入る。
3)生産物の生産
生産施設からタイルに描かれている資材が生産される。資材には5種類あり、需要が多く安いものから需要は少ないが高いものまで様々。
4)施設の建築
施設には5種類あり、生産施設、商業施設、特殊施設、名声点だけの施設、城壁(建築には手番順で城壁を建築できるアクションの選択が必要)がある。
このとき市場で資材の売買も可。
5)契約書を引く
契約書を生産施設、城壁に応じて引く
6)出航
契約書に応じた資材(人の場合は資材は不要)を出航させる。契約書は商館を購入しない限りラウンドを持ち越すことが出来ないので要注意。
船を購入したり、市場で資材の売買も可。
7)寄付
市場に書かれている組み合わせで寄付することで名声点が入る。
8)調整
特殊な建物での効果がない限り、ラウンドを持ち越せる資材は1個のみ。
市場を上書きして次のラウンドへ。

評価(5段階):☆☆☆☆
非常に可能性を感じる1品。プエルトリコが好きならこのゲームも気に入ると思われる。
問題は少し細かいステップが多いこと。手番順にのっとってこなしていかないといけないところ、同時進行でいいところが混ざっているため、慣れるまでゲームがスムーズに進まない。基本アイコンで描かれているため、アイコンを理解できれば視覚的にわかるのでテキストタイプのプエルトリコよりは敷居は低いかもしれない。
何にせよ、自分のボードに生産施設、商業施設を作って発展させていくのは楽しいし、色々な勝ち筋があって面白い。
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