ムーンガ・インベーダーズ [ボードゲーム(ま行)]

『ムーンガ・インベーダーズ』
作者:マーティン・ワレス
メーカー:
プレイ人数:3~4人
プレイ時間:120分~
キーワード:マッドサイエンティスト、世界征服、モンスター、陣取り、選択アクション制

マッドサイエンティストと宇宙怪獣が手を組んだ(笑)。
目指すは地球征服、大都市を破壊し、自分の力を世界をひれ伏させるのだ。

複雑系ゲームを作らせたら、のマーティン・ワレスが発表した、ちょっとおバカな地球征服ゲー。
怪獣を育成し、都市を攻撃、また、他のマッドサイエンティストの怪獣を撃破し、自分の拠点は防衛する。時には地球軍が登場し、英雄が世界をまたにかける。

ゲームは、
ラウンドの準備
メイン
次のラウンドへ
と進み、

ラウンドの準備は、ラウンドプレイヤーがダイスを指定数(ラウンド毎に決まっている)振り、その出た目を6つあるアクションBOXに配置、マーカーをそこに置かれたダイスの数分追加する。

アクションは6種類
①怪獣の育成
育成マーカーをアクションBOXから取り、育成する怪獣BOXに配置。必要数集まっていれば即時に怪獣マーカーを任意の都市に潜伏状態で配置
また、怪獣育成だけでなく、ダメージを受けた怪獣のダメージトークンを1対1で除去することも出来る。が、このときは怪獣は潜伏状態でないといけない。
②アタック
アタックマーカーをアクションBOXから取り、既に盤面に配置されている怪獣BOXに配置するか、既に置かれているアタックマーカーを含め、アタックに使うか決定する。アタックマーカーは1つにつき怪獣が使えるアタックダイスの数に影響する。
アタックには
A:都市に攻撃・・・その都市に攻撃
B:人類軍に攻撃・・・その都市を防衛している人類軍に攻撃
C:怪獣に攻撃・・・その都市にいる他の怪獣に攻撃
があり、都市に人類軍がいれば、Aは直接できず人類軍を攻撃し超過分が適用される。
攻撃は6面ダイスを振り、4以上なら攻撃成功怪獣にはダメージトークンが、都市には破壊トークンが、人類軍はヒット数に応じて同数除去される。
③移動、潜伏
移動マーカーを取ることで怪獣を移動できる。移動できる範囲は怪獣の能力次第。
また、怪獣は攻撃すると活動状態(表向き)になり、マーカーを表に向けるが、活動状態になっている時は他の怪獣、人類軍の攻撃目標として認識される。またダメージトークンも除去できないので潜伏状態(裏向き)にする必要がある。移動マーカーを取ることで活動状態から潜伏状態にすることが出来る。
④英雄
英雄マーカーを盤面に配置できる。配置することで、潜伏状態の怪獣を発見(活動状態)出来るかチェックが入る。1Dで4以上が出れば発見でき、攻撃することが出来る。
また、通常攻撃を受け付けない怪獣がいるが、英雄は貴重なそれらを倒すことが出来る貴重な手段の一つ。
⑤、⑥人類軍の配置
人類軍を盤面に配置できる。歩兵、戦車、戦闘機、核の4種がある。違いは攻撃力、先制攻撃能力があるかどうか等。

以上のアクションをマーカーを取って実行して行き、全てのマーカーが実行されるか全員が1巡パスされるかでラウンド終了。プレイヤー人数による規定ラウンドをプレイするか誰か1人が20個持つ破壊マーカーを置き切るかでゲーム終了。
得点計算し、一番得点が高い人が勝者である。

評価(5段階):☆☆☆☆
ついついウルトラマンやゴジラなんかにローカライズして遊びたいなぁ、とか考えてしまう一品。
ルールは多いが一度遊べば理解できる程度のものなので、それほど難しいわけではない。
特撮世代ならぜひ一度遊んでみて欲しいが、いかんせん高かったのと、既に絶版らしいのが玉に瑕。
どこかのメーカーで手にしやすい値段で再販されることを期待しよう(自分も遊ばせていただいただけで所持しているわけではないので)。
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