2010年ドイツゲーム大賞 結果出る [雑感]

ドイツゲーム大賞の結果が出た。
以下のサイトを参考に
http://www.tgiw.info/2010/06/2010_16.html
http://nbgc.blog63.fc2.com/blog-entry-332.html

結果、『ディクシット』が大賞を受賞したようで。
フランスでも大賞を受賞したこのゲーム、僕は未プレイなのですが、ルール、評価を見る限り、一般向け、なんだな、というのが最初に感じたもの。
ドイツゲーム大賞は批評家によって選ばれる、という構造上ゲーマーの評価より世間一般的なものを重視する。世相を反映する、といってもいい。過去を振り返っても、ゲーマー向けが選ばれたり、ファミリー層向けが選ばれたりと波がある。今年は昨年の『ドミニオン』旋風から一転してファミリー層、一般層向けのゲームが選ばれただけのことだろう。が、ここ最近の大賞の選出作は一般よりになりつつあり、だんだんとゲーマー向けのゲームというものは選ばれにくくなる傾向があるのは間違いない。

ゲームを世間一般的なものとしてゲーム大賞の選出者が選んでいることは間違いではなかろう。裾野が広がらなければ、いずれはどんな文化も先細りする。ゲーマー向けなゲームの賞はファン投票で選ばれるゲーム賞に譲ればいい。こう考えると、昨年の『ドミニオン』はドイツゲーム3賞を総なめしたが、そういったことが出来る最後のゲームになるかもしれない。

僕からみて、ドイツゲーム大賞は、気にはかけるけれど、賞を受賞したから買ってみよう、といった原動力には既にならなくなっている。嗜好がどちらかといえばゲーマーよりなので、ゲーム賞のほうが気になるのだ。

今年度は大きく話題になった作品が少なかったような気がする。昨年が『ドミニオン』という怪物の年で、その年の後だからかもしれないが、今後もより面白いゲームが世に出ることを願って止まない。
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