ゲームの重い軽い [雑感]

ボードゲームにおいて、重い、軽いと表現することがある。
難しい、易しい、ともとられるこの重い、軽い、どのあたりが境界線になるのだろう?

こと、自分の頭の仲では、30分程度で1ゲーム終わるものを軽い、90分を超えれば重い、と遊んだ時間で分類しているが、これについては異論がある人もいよう。あくまで僕の物差なのでひとそれぞれでいい。
なので、30分超~90分弱のゲームはスタンダードなゲームというわけだが、時間で分類する場合、何が困るかというとゲームの密度が問題になる。
手番制のゲームの場合、手番が来るまでは待ち時間、プロットタイプのゲームの場合、待ち時間はほぼない。
こう考えると、ゲームの重い、軽いというのは、遊ぶ人がそのゲームにどれだけ集中できる時間があるかでも変わろう。
自分がゲームを遊ぶ際、注意していることが一つ。本当に手番が来るまで考えても仕方がないゲームを除いて(アクションゲームとかね)、基本的に常に流れを見つつ、自分の手番が来た時の事を考える、というのがある。なので、自分の頭の仲では常にゲームに参加した状態であるので、手番待ち時間といえど暇を持て余す、ということはほとんどない。流れは常に変わるが、それに対応した手を考えることは、それはそれで楽しいことだし、自分の腕を磨くことになると思っているのでモチベーションが下がることも少ない。
よく、待ち時間が暇で、本を読み始めたり、よそ事を始める人がいると聞く。そして、そういう人に限って手番が来てから考え込むので、さらに廻りが悪くなっている、ということには思い至らないのだろうか?

ゲームの重い、軽い、というのは遊び手の主観だ。
世間ではプエルトリコはゲーマーズゲームだから重い、と分類されるかもしれない。が、慣れるとプエルトリコは45分で終わるゲームになってしまう。事実、自分の周りのメンバーで遊ぶと、早ければ1時間もかからない(5人プレイで)1時間かからないゲームは僕のものさしではスタンダードになるので、重いゲームには当たらない・・・、そんなばかな、と思われても事実はそんなもので、遊ぶメンバーによってはそんな分類はあまり意味を成さない。

よくゲーム評価において、こういった重い、軽いという言葉が出てくるが、これらの単語はあくまでその人から見た評価。
あなたが、そのゲームを気に入り、かつ、周りのメンバーも気に入って、ヘビーローテーションをした時、最初のイメージとは異なっているはずだ。重いと最初感じたゲームも普通位かな?と。

新作ゲームがどんどん入ってくるようになった現在において、1つのゲームを飽きるまで遊ぶということは、そうは無いかもしれない。が、そんな風になりたいゲームを見つけたのなら、周りの評価がどうであろうと、たとえ初心者お断りだろうとも楽しく遊べるはずである。好きこそものの上手なれ、気に入ったゲームであれば面白く遊ぶ労力は惜しまないものなのだから。
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