ゲームを買う時 [雑感]

ゲームを買う時、基準はどうするか?
色々なパターンが考えられる。
①出版社(ボードゲーム販売メーカーのことを、ドイツなどのボードゲーム業界では本などと同じように出版社、という)で選ぶ。
②作者で選ぶ。
③ジャンルで選ぶ。

①の出版社で選ぶ場合、過去、遊んだゲームをメーカーでよりわけ、その中から好みのゲームが多かったメーカーを選択するというもの。この場合、同じメーカーでもゲームの幅はある程度あるので、場合によっては好みでないものを買ってしまうことがある。

②の作者で選ぶ場合、作者のカラーが出るので、土台が安定しているゆえに求めるものと大きな隔たりは出にくいが、これもまた作者が実験的に出すゲームに当たることがある。

③の場合、ジャンルというのはボードゲーム本体からは認識しづらい。箱に記載してあることはあまりないからだ。

となると、求めるゲームに出会うには随分困難なものだと思われるが、現在においては、ネットという便利なものがある。ボードゲームギークのようなポイント番付けのようなサイトもあるし、プレイ評価しているサイトもある。そういったものを参考にすれば、少なくともどんなゲームかは検索できる。有意義に活用したい。

ボードゲームショップが近くにある人は幸せだ。実物を手にとって見ることが出来るのだから。他人の評価より実物が放つリアリティーの方が訴求力があることもある。ゲームが人を呼ぶ、とでも言おうか。あと、ショップの担当の人に意見を聞けるのも大きい。広く知識を持っているはずで、どんなメンバーで、また、過去にどういったゲームを遊んできたか、好みを伝えれば、いくつかラインナップしてもらえるだろう。

ボードゲームの世界では、ゲームとの出会いは一期一会だ。よく言われることだが、『ボードゲームを買おうと思った時、迷ったら買え』ということ。確かに場所をとるボードゲームだが、舶来もの。その場で買わなかったら、次に買おうと思った時にはもう絶版になっているかもしれない。まぁ、リメイクされることも多いので絶版といっても悲観することはないかもしれないが、テーマが変わってしまうことはよくある事で、それによるイメージが変わることは避けられない。
国産のものなら、悩む程度のものであればしっかり吟味してからでも遅くはないが、ボードゲームではそれは当てはまらないのだ。

今はネット社会。情報は豊富で、ちょっと検索をかければ色々な情報が手に入る。
が、ボードゲームは日本においてはまだまだ未発達(というよりTVゲームによって空白期間がある)な趣味だ。今後少しでもこの趣味に輪が広がって、安定的にゲームが供給されるようになれば、こんな考え方はいらなくなるのだけれど・・・。

国産ゲーム、日本語版ゲームが出始めた現在。ゆるやかでも確実に広がっていって欲しいと思う。


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