パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海 3D吹替 [映画]

もう随分前に1作目が公開され、その後音沙汰が無かったので人気が出なかったのかなぁ?なんて思っていたら、ようやくの続編の登場。
半神の里が襲われ、里の守りの主役の木が毒の犯され障壁のピンチ。
修復するには黄金の羊毛が必要だ、ということで、捜索の旅に出るマーシー一行。

敵に廻るは元クラスメイト。
神々の始祖クロノスを復活させるべく黄金の羊毛を奪い合う。

クロノスの復活は阻止できるのか?
里は守れるか?

パーシーの冒険はまだまだこれから。

ウェア-破滅- [映画]

狼男伝説を、真面目に現在の科学で検証してストーリー化したら?という構想の下、月の満ち引きが地球に与える影響が~、という点に着目し作られた。

とある町で、夫婦とその子供が何者かに襲われた。
夫と子供は人のものとは思えぬ巨大な力で体を食いちぎられ死亡。婦人も暴行を受け、病院で死亡してしまう。
調書で浮かんだ1人の男。全身が多毛で調書の人物にぴったりだというところから連行されるも、死因では人の力とは思えない結果が出ている。

果たして、この事件の真相は・・・?

確かに多毛な人が過去にこういった犯行を起こしていたら、それはそう見えたのかもしれない・・・。

清洲会議 [映画]

信長亡き後の後継者争い。戦国の世の中において珍しく、会議で跡目が決まる、その顛末を描く。
羽柴対柴田、農民上がり対武士。
流れは柴田よりで形成されていたが、運命の歯車は少しずつ回り始め、やがてその回転はギアを変え、ついには羽柴に決まる。
武骨な柴田には政略はなく、上昇思考の羽柴の前に運命は決する。
ある意味、これは歴史の変換点。武力だけではこの先は生き残れぬ予兆だったのかもしれない。

コミカルにもシリアスにも話は進み、見終わったあと戦国の世に思いを馳せる。戦場での戦闘シーンこそないが、ずっしりくる一作。

キャリー [映画]

スティーブン・キングの同名小説の映画化(リメイク)。
母親と同居する少女の不可思議な力とそれを取り巻く災難。

周りを拒絶し、宗教に傾倒する母、そして外界から隔離され母からして不要な情報は少女には一切学ばせず、そして高校生になる。

水泳の授業の後、初潮を迎えた少女は、クラスメイトの辱めを受け、事態は混迷の道へ。

最後のパーティーの時、血を被った少女は怨恨により力を爆発させ、周りの人を傷つけ始める。

迎える結末は・・・。

42 世界を変えた男 [映画]

メジャーでは一年に一度、全プレーヤーが42番の背番号をつけて試合をする日があるという。
その42番は現在では全球団で永久欠番となっているもので、それはメジャーの歴史を変えた人物がつけていたものだという。

そう、この42番は白人至上主義の塊となっていたメジャーで初めて黒人がつけていたナンバーなのだ。
人種差別と言うのは今でこそずいぶんと薄らいで入るが第二次大戦後の当時では相当深く。
そんな時この白人至上主義の塊(当時は白人のみで構成されていた)のメジャーで黒人が混じってプレーするとなればその抵抗は激しく・・・。

しかし、それを自身の正当性とプレーで周囲を引き寄せ、遂には・・・。

こういった史実に基づいた話というのはやはりぐっと来る。いい話と言うのは人の心を癒すのだ。

ジャングル-不滅- [映画]

豹に見入られインドネシアの絶滅危惧種を保護すべく活動を開始する1人の男。
どうにかインドネシア政府の了承を取り付け入国するも現地では別の男が保護官として同行するという。

なんとかなだめすかして入山するも痕跡はあれどなかなか姿は見えぬ。
しかし、暗視カメラには捕らえられ、生存の証拠を握った男。
が、それはその後無残にも死体として発見され、周囲には異様な雰囲気が満ち始める・・・。

ここは地獄の始まりか?得体の知れぬ隠れ家を見つけ中に入り、その後出てみたものは。

ブレアウィッチプロジェクト風な主観カメラで進む物語。
前半の間延びが気になるのと、最後のあの点がどうも。
見ていてはぐらかされた感が半端ない。

2ガンズ [映画]

麻薬マフィアの金と思っていたら実はそれは・・・という。
バディムービー数々あれど、かなりのひねり玉。なにせ初めはこの主人公ズは相手の素性を知らず、互いが互いをうまく使って出し抜こうとしていたぐらいなのだから。

しかし、2人はお互いの上役により貶められ前途を失ってしまう。
起死回生のため、2人は手を組み、ついには・・・。

魔法少女まどかマギカ新章 [映画]

大ヒット作品のまどかマギカの完全新作。
魔法少女の宿命の輪環は確かに崩れた。が、物語はまるでそんなことは無かったようにあの魔法少女達が5人集う。
この世界は偽りか?誰がこれをなしているのか?・・・。

次第に明かされていく真相は、変わらずに人の性を映し出す。

少しずつ見えてくる真相。そしてそれが表に出てきたとき、インキュベーターのキューベーも活動を開始する。

果たして、世界の行方は?5人の魔法少女の未来は?

人狼ゲーム [映画]

題名にもなっている人狼ゲーム。
村人と人狼の互いを吊るし合うゲーム。
村人に紛れ込んだ人狼を全滅させれば村人の勝ち、逆に村人を全滅させれば人狼側の勝ち。
が、これがことリアルになると、血で血を洗う凄惨なデスゲーム。

主人公である女生徒は友人と一緒に人のいない建物に他の数名の人と一緒に幽閉される。
そこではビデオメッセージから人狼ゲームを強いられてしまう。

殺せなければ全員死ぬ。そしてそれを知った主人公の友人が拒否のため建物から出たときに首に埋め込まれた何かで血を出して死んでしまう。

それがきっかけになってか、ついにはルールどおりの行動を始める集められた人たち。
人が何も面識の無い人を生きるために人を殺す。
戦争でも防衛本能でもなくただルールを守り自身が生き残るために。


・・・海外ではよくこういった不条理殺人ゲームのようなものが多く製作され、自分もよく観に行っていたけれど、これはダメだった。あまりに設定が不条理で、登場人物の最後の足掻きが生々しすぎて・・・。

バトルロワイヤルのときもそうだったけれど、この日本においてこういった不条理な現実はリアルさはない。
けれども、この映画での設定は、元がボードゲームだけに、何か冒涜されたような気がして嫌悪感しか沸かなかった。

あ~、人狼系はあまり好きな方ではなかったけれど、より嫌いな方に傾いてしまうなぁ。
ちょっとこの原作を書いた人を恨んでしまうなぁ。ボードゲームも製作してるのにこういう原作を書いてしまったことに。

エビデンス 全滅 [映画]

放火魔。しかもバーナーを使っての焼殺。
人を焼き殺す事件が起き、現場に残されたビデオカメラから状況を確認しようと進める刑事たち。
しかし、それは暗澹たる気持ちにさせる真実が浮き上がり、見るものを落ち込ませる。
人の欲望とはこうも無残な事件を引き起こすことが出来るのか?

残されたビデオにはラスベガスに向かうバスに乗り合わせていく一行の道中が。
女優志望の女性。
それを撮影し将来の大女優へのドキュメンタリーとしようと思う監督死亡の女性。
女優志望の彼氏(喧嘩中)
バスの運転手。
得体の知れない女
手品師志望の学生。

バスは悪路を何故か進み、そして不測の大事故。
徒歩で歩きついた村では誰もおらず、日は暮れる。
しかし、それは殺戮者の時間。

1人、また1人とバーナーに焼かれ、息絶える。

果たして、この事件の真相は?そして犯人の真意は?