手荷物検査 [ボードゲーム(た行)]

『手荷物検査』
作者:Ander Zatz Sergio Halaben
メーカー:コスモス
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:60分
キーワード:カード、お金、トランク(缶)、密輸、保安官

現在では手に入りにくいかも知れないけれど、密輸旅行者になってトランクに不正品や正規品の持ち込みをし、お金をどれだけ集められるかを競う。

参加者には缶製トランクと密輸品が5枚づつ配られる。これらを好きな枚数だけトランクに入れて、保安官役(周り順)に3種の正規品と3種の不正品のなかから1つを選択し、トランクの中にいくつ入れたかを申告する。この際、まったく入れたものと申告したものがあっていなくても良い。要は保安官役のプレイヤーにばれなければいいのである。
こうして、全員が品物を申告したら、保安官役のプレイヤーは、1人を指名し、トランクの中身を見せるように指示。もし合っているのであれば、指名された人は銀行から補償金を得る。もし違っている(1枚でも!)のなら保安官との交渉だ。裏金を握らせて見逃してもらうか、諦めるかの2択。

なお、保安官の時に各プレイヤー1回だけ、他のプレイヤーのトランクの中身を差し押さえることが出来る。差し押さえマーカーを使い、そのプレイヤーのトランクに入れた商品のうち不正品を全て獲得できるのだ。

さて、このようにまわしていき、各プレイヤーが1巡保安官を実行したら、上手く密輸できた商品のうち3枚をトランクの下に。これはゲーム終了時に2倍の価格で売れるチャンスがある(ただし所持数トップから順に規定枚数まで)。

こうして3巡したら、ゲーム終了。お金を計算しトップを決める。

評価(5段階):☆☆☆
ブラフゲーかつ引きも重要。どこまでトランクに入れるか?何を宣言するかも重要で、正直に入れて疑惑の目を向けてもらい補償金を貰ってもいい。なんとも悩ましい思惑ゲーム。
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