ビーンストーク [ボードゲーム(は行)]

『ビーンストーク』
作者:寺島由人
メーカー:同人ゲーム(遊星からのフリーキック)
プレイ人数:3~4人
プレイ時間:45分
キーワード:ボード、タイル、施設、落ち物、お金、軌道エレベータ

『テラフォーマー』で、まさしく彗星のごとく現れたといってよいゲームデザイナー寺島さんの2作目。
今作ではボード、タイルと内容物がぎっしり。
ゲームは日本人の大好きな落ち物パズルを髣髴とさせるデザインで、しかも悩ましい。

宇宙から降りてくる貨物を軌道エレベータで降ろして資材を集め、得点を稼ぐ。
資材はお金でもあり、得点源でもある。
施設は基本的に得点にはならないが、ないと資材を確保しにくく、自分の優位にするにはいくつかは必要になってくる。
基本は自分の手番にランダムで引いた2枚の資材を上から縦に並べて落とすだけ。その結果同色の資材が4枚以上繋がれば資材の分配が発生し、その後、分配された資材で施設を建てたり出来る。
以下右回りで手番を繰り返し、施設が建て切られるか、資材がなくなるか、軌道エレベーターが上部で配置できなくなるかで終了。
勝者は4色ある資材をセットでいくつ確保できたかで決まる。

評価(5段階):☆☆☆☆
コンポーネントも同人とは思えないほどのしっかりしたもので、ゲームもシンプルながら悩みどころのある良い出来。これでまだ2作目というから今後が楽しみなデザイナーさんです。
惜しむらくは、ちょっと短く感じるところ。勝利条件は脱落のないチグリスユーフラテス方式なのはいいけれど、点差がほとんど付かない(遊び方が悪いのだろうか?)。まぁ、よく言えばもう一回ってすぐ言えるところは美点なんですが。もう少し遊んでいたいなぁ、というのもあるんですよね。でも、いいゲームです。
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