あしたのジョー

あしたのジョー

ボクシング漫画としての知名度はNo.１ではなかろうか？
TVアニメとしても放映されていたし、劇場版アニメも製作されている。

最近の邦画はとかく実写化が盛ん。
ヤマト、GANTZなどこの一年ではいい例だ。
本作もその流れを汲んでいるのだろうか？
本音を言えば漫画はアニメ化が一番だと思っているので、出来に関してはあまり期待はしていなかったが、主演の面々のなりきり度はかなり高かった。
ボクシングシーンもスローやバレットタイム的な演出でよく出来ていたし、実際に殴っているんじゃないかというスローシーンは痛っ、って感じがよく出ていて概ね満足できた。

ストーリーは力石との死闘までが描かれており、最後には次に続けられそうに終わっている。興行的に成功すれば続編もあるのだろうが、はたしてどうなるか？

評価（５段階）：☆☆☆☆
アイドル的タレントが演じると、とかく残念なことになりがちだけれど、本作はそれを覆すだけの努力が見られて楽しめた。お金を払ってまで見たい、と思わせるだけのものを作っていって欲しい。