ギガンテン 天空の巨人 [ボードゲーム(か行)]

『ギガンテン 天空の巨人』
作者:アンドレアス・ザイファルト
メーカー:クイーンゲーム
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45分
キーワード:ダイス、飛行船、カード、連続手番、保障

列強の飛行船建造競争。
資金、ドック、エンジン、フレームといったパラメータを上げつつ、ダイスの性能を上げて飛行船を建造していく。
高い得点の飛行船は当然ダイスの性能のいいものでなければ建造することは困難。

といったものの、ざっくりダイス&カードゲームである。
ダイスは3色あり、出目がそれぞれ異なる。
カードは大きく分けて7種類。各国のパラメータを表すカードと飛行船だ。

ゲームは初めランダムで選ばれた1つのパラメータカードと自国ボードを持って始まる。
メインボードには初めに配った残りのカード(レベル1)がオープンされて置かれる。

手番に出来ることは、
①カードを1枚メインボードに配置
②今回獲得する目標のカードを決める
③振れるダイスの決定(自国ボードに示されたダイスとカード効果の適用でダイスが増減、色が変更され、振れるダイスが決定される。
④ダイスを振る
⑤判定
⑥ダイス目が目標を上回っていればカードの獲得、でなければ保証チップを1枚獲得
⑦連続手番をするかどうかの決定。連続手番を選ぶなら①に戻る。そうでなければ次のプレイヤーに。

ゲームは途中で第二段階に移る。産業が発展し、振れるダイスが追加される。

飛行船を完成させると飛行船マーカーをもてる。これにはダイス目の合計を+1修正することが出来る効果がある。

また保障チップには2つの使い方があり、
①ダイス目の修正(1手番に1個だけ使うことにより、ダイス目の合計に+1できる)
②連続手番(3個必要。支払うことで追加手番を実行できる。チップが払えるならさらに連続手番を選ぶことも出来る)

こうして飛行船を建造していき、終了条件を満たした時にゲーム終了。得点が一番多い人が勝ちである。

評価(5段階):☆☆☆☆

作者はあのプエルトリコの人で、同じ人がデザインしたとは思えないほどのざっくりっぷりだけれど、ダイスが特殊ダイスなので、カード獲得は常にぎりぎりである。
こういったゲームにおいてダイス目が悪い時はなす術もないことが多いが、保障チップのおかげで、連続手番、ダイス目修正などを駆使することでトップとの差があまりでないように工夫されている。
まぁ、ダイスゲームに違いはないので気軽に遊ぶが吉。
さて、最終目標の飛行船、やつは手ごわい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0