スモールワールドの戦術考察 [ゲーム戦略]

スモールワールド、すでに貫禄さえある陣取系ゲームの代表作、といってもいいと思う。
遊びこんでいる人からすれば、何を今更、な感じがしないでもないけれど、備忘録程度に立ち回りについて書いておこう。

先にも書いたように、スモールワールドは陣取ゲームである。
それは、いつかは盤面上での争いが起きることを意味する。
そして、このゲームにおいて手番順は非常に重要で、先手番ほどに有利になっている。
これは、逆手に取れば、
初心者の人には先手を取らせて上げることで技量の差を少しでも埋める事が出来るということでもあるのだが、通常のプレイにおいては、これはあまり意味のないこと。先手有利を避けるべく、バリアントとして色々考えられているようだけれど、やはり、持金の差を付けるのが最良だろうか?

よく、〇〇最強、ということが取りざたされるけれど、一理あるけれど、真理ではない。
起こり得るケースによってはあまり意味のない組み合わせであったりするからだ。

スモールワールドの基本
①最終的に1ラウンドあたり10点以上取れる体制を築くこと。
スモールワールドは獲得している土地の数に応じて得点が入るようになっているので、最初のうちは少ない点しか入らないかもしれないけれど、最終的に1ラウンド平均10点取れていないとトップに絡むのは難しい。
なので、得点の伸びがないと思われるのなら衰退も視野に入れて行動すべし。
②衰退のタイミングを間違えない。
よくやってしまうのが、得点がほとんど伸びないにもかかわらず、現行種族で粘ってしまうこと。
粘っても1、2点しか増えないのであれば衰退した方がいいことが多い。
確かに衰退種族を持った状態の時には衰退しにくいかもしれないけれど、現行種族が攻められてジリ貧になるよりはマシと考え、一時の点数降下は甘んじて受け入れた方が得策なことが多い(高得点者ならマークが外れるかもしれない)。
③攻撃対象は現行種族。
他のプレイヤーの種族を攻撃するなら、現行種族を狙うこと。こうする事により、現行種族を早期衰退まで追い込むことが出来れば、所有する衰退種族が消えるから。
ただし、エルフが現行種族でいる場合はエルフをコントロールしているプレイヤーの衰退種族を殲滅すべし。エルフは確かに戦闘で死んでも手元に戻ってしまうが、エルフだけではいずれ点数は頭打ちになるから。
また、スケルトン、ソーサラーは早急に衰退してもらうよう協力して対抗すること。自身で数を増やすことが出来る種族は脅威となる。
④最終ラウンドは下家を叩く。
最終ラウンドは、基本的には下家を叩く。
最終ラウンドは手番の終わったプレイヤーには何の影響もないので、上家を叩く理由は何もない。下家の点数を減らすべく行動すべし。

まだまだテクニックは色々あるとは思うけれど、とりあえずここまで。
ゲームをより面白くするために、しっかり現状を見極めて遊んでいきたい。


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