スティールドライバー [ボードゲーム(さ行)]

『スティールドライバー』
作者:マーティン・ワレス
メーカー:ツリーフロッグ/ペガサスシュピーレ
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:90分
キーワード:鉄道、アメリカ大陸横断鉄道、お金、資源キューブ、株式、商品キューブ、線路

ワレス、という人は、非常に鉄道ゲームが多い。これもその中の1作。
基本は株式を扱った競りゲーなのだけれど、ちょっと趣が異なる。

このゲームの中では鉄道会社は6社登場し、ゲーム中競られる株式はどの会社も5株のみ。1ラウンドに1枚づつ×6社分競りにかけられ、各ラウンドのオーナーが決まる。

その後、各鉄道会社のオーナーは競りで使われた資源キューブを元手に線路を引く。各都市間には敷設コストが決まっており、キューブを払って引く。1本づつ引いていって、引けなくなったらパス、全社パスしたら次のフェイズに。

敷設後は収入フェイズ。収入は各会社ごとに求める。金額は敷設した線路の連結された都市により決まる。都市には金額が記入されており、それを合計するのだ。

そのラウンドの各社のオーナーは、お金をもらい、次のラウンドへ。
新しいラウンドはプレイ人数により資源キューブをもらう。

5ラウンド終了後には最終収支。
株式により筆頭を決める。
各都市は色分けされており、対応する同色の商品キューブを置く。置いた後はパス順に従って筆頭は商品キューブのセット(なるべく多く、かつ多色で)を集めるのを目指す。
その後、色数、個数により1株あたりの配当が決まるので、配当を受け取って最終決着をつける。
持ち金が一番多い人が勝利。

評価(5段階):☆☆☆☆
集める株、連結する都市、商品キューブを狙った線路の敷設が悩ましい。
が、そこが面白く、筆頭株主を複数持持たせないようけん制するところが熱い。
プレイヤー間でバランスを取るゲームなので、同じくらいの力量の人同士で遊んだ方が面白いかもしれないが、ルールはそれほど難しくはなく、株式を扱ったゲームとしての入門用としてはいいのかもしれない。
ワレスの鉄道ゲームにハズレなし。面白い。
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