禁断の島 [ボードゲーム(か行)]

『禁断の島』
作者:マット・リーコック
メーカー:ゲームライト
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45分
キーワード:協力、財宝、島、職業、沈む、集める

パンデミック作者の協力ゲーム第2弾。
今度は禁断の島の財宝探し。
島は手番が進むごとに浸水し、何も手を打たなければいずれは海に没してしまう。
それを協力して防ぎつつ、島に眠る財宝4つを手に入れ、島から脱出するのだ。

手番にはアクションを3つ出来る。
出来るアクションは、
①移動
島は24枚のタイルで構成されているので、タイルからタイルへ移動する。1タイルで1アクション。
②島タイルの補強
島タイルは対応する島カードがオープンされると浸水する。浸水しただけでは何も起きないが、浸水した状態でさらに同じ島カードがオープンされると、その島タイルは海に没する。タイルによっては財宝が獲得できなくなったり、脱出できなくなったりしてしまうので、浸水したら補強しておかないといけない。
③財宝カードを渡す
財宝カードを同じマスのプレイヤーに渡す。1枚1アクション
④財宝の発見
財宝は同じ絵の財宝カードを1人のプレイヤーが4枚、対応するタイルの上でプレイすることで獲得できる。1個獲得するのに1アクション

その後、財宝カードを2枚受け取り、島カードを浸水状況に応じてオープンする。
財宝カードには、ヘリコプター、水位上昇、土嚢があり、それぞれ、好きなタイルへの移動(移動元に複数のプレイヤーコマがあれば好きなだけ)、島の浸水状況の悪化、島タイルの補強効果があり、水位上昇は即時発動、それ以外は好きなタイミングで持ち主が使える。
島の水位は島カードのオープンされる枚数を変化させ、難易度によって初期水位が違う。そして島の水位も一番上まで来てしまうとプレイヤー側の敗北となる。

プレイヤーは最初、6種類ある職業から1枚ランダムで配られ、各職業には特殊能力がある。

こうして、島が沈む前に4つの財宝を集め、島からヘリコプター脱出するのだ。
システムがどこかパンデミックを彷彿させる。
が、今回、同じ島カードが2回でタイルが没するので、補強が大変。不要なタイルは割り切ってしまうのがいいか?。が、あんまり割り切りすぎるとオープンされるペースが上がってしまうので、これまた大変。アクションの割り振りが難しい。
キャラクターの組み合わせによって多少、難度が違うかと思うが、難度設定が絶妙なのでついつい次の難度を挑戦してみようという気にさせる。

評価(5段階):☆☆☆☆
パンデミックよりはプレイしやすい。マップもタイルは24種しかないので判別もそれほどわずらわしくない。また、マップも可変できるので、毎回違うマップになって面白い。
プレイヤー間で会話をし、方針を決めていくタイプなので、好き嫌いはあるかもしれないが、パンデミックが面白いと感じたのなら、こちらも遊んでみるのもいいだろう。
BOXが缶ケースなので、これに関しては好き嫌い分かれるかも。
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