行商と信頼 [ボードゲーム(か行)]

『行商と信頼』
メーカー:染井吉野(同人サークル)
プレイ人数:3~5人
プレイ時間:60分
キーワード:商品、ルート、都市、信頼、行商、サポートカード

今年度の夏のコミケで販売された同人ゲーム。
製作はサークル『染井吉野』
主宰はラノベ作家『土屋つかさ』氏。
土屋さんは放課後の魔術師(メイガス)シリーズ(完結作)でラノベデビューされた方で作中でボードゲームを遊んでいるシーン挟むほどのボドゲ好き。
行商と信頼は、そんなボドゲ好きの氏が、同じくラノベ作品である『狼と香辛料』を題材にゲームを製作。

ゲームはAP(アクションポイント)制で、手番では、
まず、ダイスを振って産物の産出、その後
・移動
・購入
・売却
を好きな手順で2アクション(基本)できる。
移動は街から街で1アクション。海路や狼道を使うと2アクション分使用。
購入は自分のいる街から産物があれば購入できる。
売却できるとその街に信頼マーカーを置く事が出来る。
信頼マーカーは置くことで効果があり、街の特殊効果を使用できるようになるが、各街先着2名まで。そして、この信頼マーカーを置き切ることが勝利条件。

各街は売却して欲しい産物の組み合わせが決まっている。2~3個必要で、組み合わせは様々。信頼マーカーは先着2名までなので、有利な効果を持つ街、必要個数の少ない街は競争が激しい。

アクションが終わったら、手札調整。手札は2枚まで
手札は自分の手番ならいつでも好きな枚数使えるが補充は基本1枚(街に2枚補充できる能力を持つところがある)。使えないカードは手札調整中に1枚捨てることが出来る。
手札のカードは様々な作中に出てくるキャラクターが描かれており、能力も様々。

作中のメインキャラでもある『ホロ』はプレイヤーのサポートキャラとして登場。常に一番遅れている人を助けてくれる。

評価(5段階):☆☆☆☆
基本的にプレイヤー間の差があまり出ず、脱落者が出にくいので、ゲーム終了までモチベーションを高くもてるのは好印象。いかにもドイツゲームっぽさが出ていていい。元ネタの作品をうまく取り込んでいるので、原作を読んでいればさらに印象が良いんじゃなかろうか?イラストも雰囲気がある。

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