ローゼンケーニッヒ [ボードゲーム(ら行)]

『ローゼンケーニッヒ』
作者:ディルク・ハン
メーカー:コスモス
プレイ人数:2人
プレイ時間:45分
キーワード:陣取り、カード、駒、裏切り

コスモス社お得意の2人用ゲーム。
もう発売されて随分経つが、いまだに根強い人気があり、最近缶入り版が発売された。

ゲームとしてはシンプル。
9×9マスにカードに示された方向に駒を置いていき、最終的に繋がった自分の駒の数の2乗して、点数を合計し、多い方が勝ち。
手順としては、
A:最大5枚のカードの1枚をプレイ
B:カードを1枚引く(最大保持枚数5枚まで)
のいずれかを実行。
Aの場合、プレイしたカードに対応する分だけ王様駒を移動させそのマスに自軍駒を置く。もし敵軍の駒が既にあるところに移動させる場合は4枚ある裏切りカードをプレイし自軍駒にひっくり返す。
そうしていってお互いが手詰まりになったら(何も行動できなくなったら)ゲーム終了。得点を計算する。
得点は繋がっているマスの数の2乗で計算するので繋がれば繋がるほど得点は大きくなる。小さな繋がりを複数持つより大きな繋がりの方が得点が高い。

ルールはシンプルで手札も完全公開なので、将棋のようなアブストラクトゲームに近い。
相手の手札と自分の手札を見比べ、かつ、裏切りカードの状況を踏まえて戦況を変化させるのが楽しい。
ゲーム初心者にも入りやすい、非常に良いゲーム。

評価(5段階):☆☆☆☆
プレイ感覚はサクサク進んでカードを使った囲碁か将棋のよう。
コマがどんどん置かれ戦況によって裏切りカードを使うのかやめるのかを判断するのは非常にしびれる。
わかりやすルール、日本人になじみやすい9×9のマス目。
2人用のドイツゲームの入門としては最適ではなかろうか?。
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