グレン画廊 [ボードゲーム(か行)]

グレン画廊
作者:ライナー・クニツィア
メーカー:メイフェアゲーム
プレイ人数:3~5人
プレイ時間:60分
キーワード:カード、駒、ビット、ポイント

同作者の『メンバーズオンリー』のリメイク。
今作では画廊がテーマ。5つある画廊に客が何人くるかを予想する。

ゲームは以下の手順で流れていく。
①セットアップ
手札を配り、山札から2枚オープンし、対応する画廊に置く。残った山札はこのラウンドでは使わない。
②客入りを予測する
5つある画廊のうちの1つに予想駒を置く。
置ける駒は通常の予想駒(×1倍)、倍増駒(×2倍)、ボーナス駒(×1倍)の3種。
ラウンドの始めの一手のみボーナス駒を予想駒、倍増駒と一緒に置ける。
③客を呼ぶ
手札からカードを2枚プレイし、対応する画廊に置く。
各画廊の客カードの内訳は通常の客が9枚、画学生が2枚。画学生は画廊のお邪魔カードで、通常の客と相殺する。
以下繰り返していき、
④最後の呼び込み
全員の手札が3枚になった時点で残りの手札から一斉に、2枚を画廊に追加、1枚は破棄する。
これにより、各画廊の最終的な客入りが決定する
⑤予想の確認
予想が合っているかどうかを確認し、合っていれば点数が、外れていれば予想駒が没収される(没収されると予想の確認が終わった時に予想駒が1個以下になるまで回復しない(どんどん減っていく))。
⑥ゲームの終了
誰かが、5つの画廊の予想得点数が全て5点以上になったらゲーム終了。そうでなければゲームを続ける。
5つの画廊の得点を合計して一番高い人が勝者である。

評価(5段階):☆☆☆☆

手札と相談しつつ、場に表になったカード、他人の予想の仕方から客入りを予想しビットするのが悩ましい。外れれば予想駒は没収されてしまうので、あまり強気な予想は、周りからの邪魔が入ろう。悩んで強気でビットしたところが当たったときの喜びも大きいが。
常にじりじりした予想戦が繰り広げられる良作だ。
万人には難しいかもしれないが、一度は遊んでみることをお薦めする。

プレイヤー人数によって初期手札枚数が違うのだが、ラウンド中使わないカードがあるので、客入りを予測するのがなかなか難しい。



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コメント 2

けがわ

こんにちは。細かいことですが

>各画廊の客カードの内訳は通常の客が9枚、画学生が2枚。

通常の客は11枚です。全部で13枚。

by けがわ (2010-08-18 08:54) 

Nim

失礼しました。勘違いしてたようです。
by Nim (2010-08-18 23:11) 

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