アムレット [ボードゲーム(あ行)]

『アムレット』
作者:アラン・R・ムーン、アーロン・ヴァイスブルム
メーカー:Goldsieber
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:60分
キーワード:ボード、カード、アムレット、宝石、魔力、競り

約10年ほど前、ドイツゲーム大賞にノミネートされた一品。この年、このコンビはこれを含めた3作を大賞の候補作リストに載せる快挙。

さて、アムレットは宝石を集めアムレットを作成するゲームだ。
アムレットの材料たる宝石はボード上の24箇所の地域から金属カードを使うことで手に入れられる。
その金属カードは、魔法カードによって抽出される。
そして魔法カードは魔力により手に入るのだ。

ゲームは魔法カードが2種、魔力キューブを10個持った状態で始まる。魔力キューブの10個のうち、4個は2枚の魔力カードに2個ずつ配置するので残りは6個だ。

①魔法カードの競り
競られる魔法カードは丁度人数分。競りは競り主から時計回りに1度だけビットし、最高値をつけた人がカードを競り落とし、次の競り主になる。競りに使った魔力キューブは獲得した魔法カードの上に配置。

②金属カードの獲得
魔法カードに書かれているマークの分だけ金属カードを手に入れる。金属カードはこの後の宝石の獲得に必要なのでなるべく多く集めたい。金属の種類は、金、銀、銅、鉄の4種。魔法カードには任意のものを取れるカードも存在する。

③宝石の獲得
まずこのラウンドの宝石獲得回数を決める(3~6のチップが入った袋から1枚引く)。
宝石の獲得のため駒を進める。ボード上の駒の置かれているところに隣接するマスに移動させる。
そのマスに対応する金属カードを使って競りをする。この競りは誰か1人になるまで。最高値をつけた人がそのマスにある任意の宝石を獲得する。

④魔法カードのコストを払う
魔法カードにはコストが必要で魔力を払う必要がある。
支払う魔力キューブの数はカードの右上に記載されている。その数分だけ支払い、もしカード上の魔力キューブがなくなってしまったら山札の底に戻す。

以上を繰り返し、誰かがアムレットを完成させたら(色違い7つの宝石を集める、もしくは任意の宝石を8つ集める)その人の勝利。

評価(5段階):☆☆☆☆
当時、言語依存の高さを聞いており、手を出し損ねていたが、遊んでみるとそれほどでもなく、プレイ時間も思いのほか短い。ゲームとしては2段階の競りがゲームを面白くしている。魔法カードのバランスがいまいちかな?とも思わないでもないが、このぐらいの方が味があるというものだろう。現在遊んでも十分面白い。
ただ、魔法カードの効果によって更に展開が加速することがあり、あっという間に終わることがあるので、そこは黙ってカウンター競りで(笑)。
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