とある飛空士への追憶 [映画]

原作は同名小説のアニメーション映画。

架空国家間戦争の中のエピソード。
主人公は敵対国家とのハーフ。
ヒロインは王妃となる人。
過去に出会っていた二人が運命の悪戯か再開し、偵察機での脱出行。
目指すは王子の待つ本国、果たして無事たどり着くことは出来るか?

典型的な身分違いな恋を描いたもの。架空国家の出来事なのでいまいち感情移入はしにくいが、偵察期対敵戦闘機(真電(震電にあらず。形はよく似てるけど))空戦シーンは手に汗握る。

結末はなんともいいがたいものがあるけれど、これが正解だったとも納得しかねるとも。

ボーイミーツガール物としては及第点かな。

評価(5段階):☆☆☆
色塗りがCGぽくなく、セル画を思わせる。それでもメカニック系はCGを使っているのがわかるので、多分デジタル塗りしてるんだろうけれど。
手描きアニメーションはやはり日本のお家芸になりつつあるか?とはいえ、最近では中国とかに仲割りの仕事は出されているようなので、純国産とは行かないんだろうけれど。
それでも、本作は丁寧な作画がなされており、見ていて安心できる。
惜しむらくは声優がまた本職の人でなく、どうにも棒読み口調でガッカリする。
どうもこういった小説原作とかになると俳優上がりや新人を使いたがる傾向があるけれど、正直なところ聞き苦しい。声での演技が下手すぎて感情移入できないのだ。
いい加減、こういった声を当てる仕事は本職にやらせたほうが質が上がることを理解した方がいいと思う。
大体が有名俳優を使った、というのを売り文句にしたいんだろうけれど、見る側としてはありがたくない。

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