ベガスの帝王 [ボードゲーム(は行)]

『ベガスの帝王』
作者:J.Ernest, M.Selinker
メーカー:メイフェアー
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:60分
キーワード:ボード、カード、お金、カジノ、タイル、得点、場所取り、チェーン、ダイス、カジノボス

ラスベガスで目指せカジノ王。
5種類あるカジノチェーンを建設し、ボスになり、収益、得点を集めるのが目的。

初期配置としてランダムで2枚カードをめくり、対応する区画に土地の所有マーカーを置く。さらにそのカードに書かれている初期持ち金分お金をもらう。

ゲームの流れはいたってシンプル。
ターンプレイヤーは、まず山札からカードをめくり、書かれているその区画に所有マーカーを置く。
その後カードに書かれているカジノチェーンから収益と得点が入る(これはそのカジノチェーンを持っているプレイヤーでボスになっている人なら)。その後、ターンプレイヤーに土地の所有マーカーの数に応じ収入が。

次にメインフェイズ。4種類のアクションがあり、
①カジノチェーンを建築する。
任意の色のカジノタイルを自分の所有マーカーが置かれている土地に建築し、建築料(マスに記載)を支払う。
その後そのマスに書かれているダイスの目と同じ目を上面にして自分のカラーダイスをそのタイルに置く。
②カジノチェーンを拡張する。
既に自分が建築しているカジノチェーンを拡張できる。その際には拡張しようと思うマスが空きマス(誰の所有マーカーも置かれていない)で、かつ、そのマスの建築料の2倍のお金が必要。
③カジノチェーンの改築
自分の所有する(カジノボス)カジノのタイルの色を変える。このとき、ストックに変えるタイルが変えようと思っているカジノチェーンのタイルの数分残っている必要がある。
④ギャンブル
カジノボスの誰かにギャンブルを仕掛けることが出来る。
勝負は2D6の出目勝負。
5~9なら相手の勝ち、3、4、10、11なら仕掛けた側の勝ち、さらに2、12なら仕掛けた側に倍額入る。

これを繰り返して行き、ENDカードが出るか、誰かが90点以上獲得したらゲーム終了だ。

評価(5段階):☆☆☆☆
アクワイアの趣があるけれど、よりアグレッシブさを要求される。思いのほかシビアなゲームで、終盤までお金はカツカツ。既に使われカード、残っているタイル、このあたりをしっかり見ておかないと勝利はおぼつかない。
また、得点トラックが絶妙で、最初は1点づつで加算されるが、中、終盤にかけてだんだんとこのトラック1マスを上げるのに必要な点が増えていくため、計画的に得点を重ねる必要がある。
ダイスが入ってくると軽めの印象があるけれど、これは思った以上に硬派なゲームだ。
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