ウルク 文明のゆりかご [ボードゲーム(あ行)]

『ウルク 文明のゆりかご』
作者:H.Kuhn, W.Kuhn
メーカー:DDD
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:60分
キーワード:文明発展、カード、キューブ、ディスク、建築、神の恩恵、災害

文明発展ゲーム。
カードゲームでありながら、文明発展を楽しもう、という意欲作。
カードは4色に分けられ、それぞれ文化レベルがあり、文明が記載されている。その文明を築くことが出来れば能力を使うことが出来るし、さらに上位の文明を築くことが出来るようになる。
最終的に一番得点を取った人が勝者となる。

プレイは、プレイヤー全員が、異なるレベル1の文明を1つ持った状態からスタート。
手番に出来ることは、以下の中から同じ行動を含む3回。
①カードを引く。
山札、オープンされている場札3枚の中から1枚取る。
②文明を発展させる。
文明は自分の場には5枚まで出せる。レベルの高い文明はすぐその下のレベルがない限り出せない(レベル1しかない状態で3や4は出せない、ということ)。
また、今出してある文明を手札に戻し建てかえることも出来る。
文明の出し方には癖があり、レベル1ならそのままただで出せるが、レベル2~4は同じカードがそのレベル分枚数必要。カード構成はカード1種類に付きレベル+1枚しかないので、そのままではまず出せない。そこで同じ色のカード2枚をオールマイティーにして使えるというのが効いて来る。
③資材を取る
文明には資材を取ることが出来るものがあるので、それを起動することで資材が取れる。
④カードを捨て札にし資材に変換する
既に場に出ているカードは捨てに札にすることで同じ色の資材に変換できる
⑤村、都市を作る
資材を使って村、もしくは村をレベルアップし都市を作る

こうしてアクションをしていき文明、都市を作る。
カードの中には神の恩恵や天災が混ざっており、判定は場の状況だったり、資材の競り、同時競りによって決められる。

最終的な得点は文明カードと対になった村、もしくは都市によりレベル×1倍の得点、もしくは×2倍の得点が。文明カードしかなければ1点。残った資材は4個で1点で、それらの合計で勝者が決まる。

評価(5段階):☆☆☆☆
カードゲームでありながら、ボードゲームなみの時間を提供してくれる優秀ゲーム。値段はカードゲームとして考えると少し高いが、中身はしっかり詰まっているので、納得できるもの。
60分で遊べる文明発展物として十分お勧めできる。

惜しむらくはルールが読みづらいこと。全体の流れから考えてみてどう読んでもおかしいところがいくつか見受けられてプレイ中何度か見直したのだ。

総じて遊んだ人には高評価だったことは合わせて付記しておく。
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