シベリア カードゲーム [ボードゲーム(さ行)]

同名ボードゲームのカードゲーム版。面白いのはこれ単体で遊べるだけでなく、ボードゲーム版の拡張セットとして混ぜても遊べる点。これは今までになかったパターンではなかろうか?。
ボードゲーム版の時からすでにかなりシンプルなデザインで、それをさらにカードゲーム版としてより簡潔にまとめるにあたり、それでもなおシベリアとしての採掘をテーマとし元のボードゲーム版の雰囲気をしっかりと継承しているのには驚いた。

カードは資源カードとアクションカード、人物カードで構成され、資源カードは五種類の採掘資源とそれぞれの資産金額が記載されている。アクションカードには資材アクション、人物アクションのそれぞれのアイコンが半分ずつ描かれており、同じアクションのアイコン(半分)2枚一組で使用する。
人物カードはアクションの効果や最終決算の効果を高めるもので、一度獲得するとゲーム終了まで効果は持続する。

ゲームの流れは、
①資源カードを1枚表にする。ゲーム開始時には8まい置かれた資源カードの内、3枚表になっており、伏せられたカードが三枚以上あるなら1枚表にしなければならない(2枚以下なら任意(ただし、8枚すべてのカードが表になってしまったら次の一周が最終手番になる))
②手札を使いアクションを行い1枚カードを引く、又は、2枚カードを引く。
手札を使いアクションを行うには通常同じアイコンの2枚のカードが必要になる(例外:該当する投資家カードを持っている)2枚ない場合は行いたいアクションのカード1枚ともう2枚のアクションカードが必要になる(関係ないカード4枚で、というのは出来ない)。アクションには、労働者、バイヤー、投資家カードを獲得する、採掘を行うのがあり、カードの獲得は以降のアクション、もしくは最終決算時の得点に影響し、採掘は資源カードを獲得することになる。
資源はランダムに現れ、獲得出来るのは表向きになっているカードのみ。またアクションで指定した種類でかつ労働者カードの枚数分まで、しかも矢印カードの順にしか取れないため、先にあるカードが取りたいならある程度労働者カードが必要になる。
投資家カードは持っていることで採掘アクションを行う際の必要カード枚数を1枚下げ、バイヤーは獲得したカードの最終決算時の価値を上げる。
こうしてゲーム終了時に一番多くの金額を稼いだ人が勝ちだ。

評価(5段階):☆☆☆☆
シンプルルールながら資源採掘の雰囲気を良く表現している。
ボードゲーム版はそれでかなりシンプルであったが、カードゲーム版は、さらにそれを凝縮しており、これがゲームの凝縮の技か?とうならされる。
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