ブラックゴールド [ボードゲーム(は行)]

『ブラックゴールド』
作者:ビルコ・マンツ
メーカー:ファンタジーフライト
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:90分
キーワード:ボード、カード、お金、競り、陣取り、採掘

ブラックゴールドとは石油のこと。
石油採掘と輸送、売却がテーマ。

元々はコスモスから出ていた『ギガンテン』で、リメイクになる。
ギガンテンでは固定マップだったが、本作では1枚の相場ボードと6枚の裏表からなる土地ボードで人数で変化を持たせるようにしている。

ゲームの流れは、
①相場の変化
スタートプレイヤーが3社ある石油会社の相場をダイスで変動させる。
ダイス目は青字の2~4と、赤字の2~4の6面ダイス。
相場の位置により文字色で上がったり下がったりする。
②石油王列車の移動
カードをめくり、その数文だけのマスを石油王の列車が進む。
この列車が最終地点に到達したらその時点でゲーム終了。
③アクションカードの選択
②でめくったカードを含み、人数分のアクションカードをめくった後、スタートプレイヤーから順にカードを1枚取る。
カードには契約書のドロー枚数、トラックの移動数、特殊アクション(ない場合も多い)が記載されており、それが次のアクションに関係する。
④アクション
アクションカードの記載分の契約書カードをドローした後、アクションの実行。
出来る行動は、
A:トラックの移動
1マス移動ごとに1ポイント(地形により2、3)消費
B:採掘現場の確認
採掘タイルのあるところの数値(これが埋蔵量)を確認。ただし2のタイルは見ることは出来ない。
C:採掘機の設置
タイルを表にし採掘機を設置。タイルに描かれている数値分の石油マーカーを刺す。
D:列車の移動
自分の列車を前進させる。採掘機の設置位置と列車の位置関係が重要で、列車より先に採掘機があると他の一番先を走っている列車のプレイヤーにお金を払わないと輸送できない。
E:特殊アクション
追加の採掘機の設置だったり、他のプレイヤーの列車をバックさせたり、採掘量を増やしたり。
⑤採掘
石油マーカーを各採掘機から1つずつ取り、スタートプレイヤーから順に3社ある石油会社の自分のタンクに置く。
⑥販売権の入札
このターン、3社へ納品できるプレイヤーを契約書カードを使って入札。入札できたプレイヤーはその会社の自分のタンクにある石油を任意分売却。
⑦3社ある会社の自分のタンクには次ターンに向けては2つしか石油マーカーを持ち越せないため余剰分は1000で引き取ってもらう。
⑧スタートプレイヤーの移動

こうして最終的に持ち金が一番多い人が勝利

評価(5段階):☆☆☆☆
さすがにドイツゲーム大賞でもノミネートされたことのある作品のリメイクなだけの事はあります。
採掘場所の陣取り、採掘した石油を売るビット、いたるところにゲーマーズゲームの風格があります。
もっとも、少し乱数が強い気はしますが、そこはそれ、題材が一か八かの石油堀り。このぐらいの方が盛り上がります。
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