ぼくらの火星 [ボードゲーム(は行)]

『ぼくらの火星』
作者:Daiki Kobayashi
メーカー:B2FGAMES
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:60分
キーワード:火星、ロボット、資源争い、バトル、ダイス、立体可変ボード、お金

昨年のエッセンで発表されたB2F製作オリジナルゲーム。
なんと言っても圧巻なのが立体ボードとメタルフィギュア(限定版のみ・通常版はカルカソンヌで有名なミープル)。
全ての立体ボードが手作り(ここ重要)で工業生産品ではないんである。メタルフィギュアもオリジナル生産品で全部塗装済み。どれだけの手間がかかっているんだろうという一品。

ゲームは火星での資源争いを描いたもので、ロボットがそれを代行している。
ゲームはなんとたった3ラウンド。思いのほか短く、もう一回、といえる長さ。

進行としては、
①ロボットの補充:手元に2個補充。その後、ボードで寝ているロボットはジャンクヤード(ストック)へ、起きているロボットは寝かす。
②アクション:火星ボードや、ラボにロボットを手持ちから配置。もしくは隣接している敵ロボットに攻撃を仕掛ける。
③資金の入手:火星ボードに配置されたロボットのいる地形の種類分収入が入る。
④資源トップにボーナス:配置されている地形ごとに1、2位にボーナス。
⑤ボーナスの使用:ボーナスには得点だったり、ダイスだったり、お金だったり、ロボットだったりのボーナスがあり、ためるほどに効果大。使用するとリセットされる。
⑥得点トップに寄付要請:トッププレイヤーには寄付金命令。
⑦スタートプレイヤー決定:得点トップは次ラウンドのスタートプレイヤーを指名できる。

ミニチュアゲームをメインに扱っているB2Fらしく、ボードゲーム製作でもその思想が生きている。基本的に相手を攻撃してもされても何らかのメリットがあり、戦闘に負けても随分とマイナス感情が起き難くなっているのは好印象。海外でどの程度評価されているかわからないけれど、心意気は買えるだけのものを持っている。

評価(5段階):☆☆☆
こういったゲームは好き嫌いが出るかもしれないけれど、戦闘が発生してもアメゲーほどのやったやられた感がないので、気軽に遊べるのは良い点。逆にそういったものを期待していると肩透かしを食らうかも。
良くも悪くもドイツゲームライクなプレイ感は手軽感があっていい。
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