メルカトル [ボードゲーム(ま行)]

『メルカトル』
作者:ウヴェ・ローゼンベルク
メーカー:ルックアウトゲームズ
プレイ人数:1~4人
プレイ時間:90~120分
キーワード:ボード、カード、商品、お金、契約、建物

アグリコラの人の最新作。
今回も大量の商品キューブと悩ましいシステム(ソロでも遊べる)でボードゲーマーに挑戦。

ヨーロッパでのピック&デリバリーゲーム。
各国で商品を手に入れ、また、契約を達成していく。
商品キューブは全8色だが、1色ごとに2つの商品に区別して扱うので実質16種類。

セットアップとして契約カードとボーナスカードをもらってスタート。
手番に出来ることは、

・契約を売却する
・ボーナスカード、建物カードを購入する

・商品を仕入れる
・契約を達成する

プレイヤーにはディスプレーボードが配られており、そこには仕入れた商品、契約カードを置く。
契約カードは自分の手番開始時には5枚までしか持てず、オーバーするものについては売却しなければならない(5枚以下でも売却は出来る)。

ボーナスカードは商品を仕入れる際に、対応する国のボーナスカードを持っている場合、ボーナスがある。
建物カードはゲーム終了時の得点計算に関係し、基本的に建物カードを買わなければ得点はない。

商品は希望の国にマーカーを置くことで、その国に置かれている商品を全部ディスプレーに持ってくる。ディスプレーに置く際に、1個なら対応する色のどちらかに、2個以上取った場合は少なくとも1個以上対応するところのどちらにも置かなければならない。
なお、国によっては時間マーカーを手に入れたり、払わなければならず、かなり重要なファクターだ。

商品を仕入れた後、その国の契約カードを持っていて達成できるのであれば、商品キューブを支払うことで契約を達成できる。達成すると、その契約カードのレベルの1つ上のものを取ることが出来る。

この後、他のプレイヤーに同行するか訊く。
同行したプレイヤーは、手番プレイヤーに時間マーカーを対応する数だけ支払い、その国で依頼を達成したり、ボーナスカードの恩恵を受けられる。

時間マーカーボードの各列最後の時間マーカーが取られた時には倉庫(ディスプレー)チェックが行われ、最後に取られた時間マーカーに指示された倉庫で損失が起きる。

こうして、時間マーカーが全部取られるか、契約カードの14のものが取られたらゲーム終了だ。

評価(5段階):☆☆☆☆
アグリコラのウヴェ・ローゼンベルクらしい大量の商品に頭を悩ませ、いかに効率よく契約を達成するかがカギだろう。アグリコラやル・アーブルのような手厳しいペナルティーもないので(倉庫の損失は発生するけど)、胃がきりきりするようなゲームにはならない。それがいいか悪いかはともかく健全なゲーム展開が面白い。
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